レファレンス事例詳細

企業の有価証券報告書を検索できるデータベース1をご紹介します。

データベース1
企業史料統合データベース（当館契約データベース：館内限定）
明治から昭和期までの日本企業の営業報告書、目論見書、有価証券報告書などを横断検索することができるデータベースです。営業報告書データベースは明治10（1877）年から昭和25（1950）年まで、目論見書データベースは昭和23（1948）年から平成2（1990）年まで、有価証券報告書データベースは昭和36（1961）年から昭和60（1985）年まで検索することができます。また、同一企業の改称前後の資料をまとめて検索することができます。

検索では企業名に「味の素」と入力し、「変遷企業を含める」にチェックを入れることで社名が変わっていても改称前後の営業報告書、目論見書、有価証券報告書などを簡単に検索することができます。「株式会社味の素」は大正14（1925）年に「株式会社鈴木商店」と「合資会社鈴木商店」が統合して「鈴木商店（新）」を設立、その後昭和7（1932）年に「味の素本舗鈴木商店」と改称、昭和15（1940）年に「鈴木食料工業」と改称、昭和18（1943）年に「大日本化学工業（味の素）」と改称、昭和21（1946）年に「味の素」と改称していることがわかります。

調べ方案内のページ「リサーチ・ナビ」内の「有価証券報告書について調べる」にて、企業史料統合データベースのほか、国立国会図書館所蔵のマイクロフィルムや冊子体の調べ方、他の所蔵機関の情報などをまとめています。
https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-102080.php

インターネットの最終アクセス日は2018年4月1日です。