レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年07月16日
- 登録日時
- 2015/07/23 13:29
- 更新日時
- 2015/08/14 13:05
- 提供館
- 岐阜県図書館 (2110001)
- 管理番号
- 岐県図-2167
- 質問
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解決
鍵を「かう」、机を「つる」の語源について知りたい。
- 回答
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以下の資料に原義(語源)について記載があった。
1 鍵を『かう』
・『岐阜県方言辞典1<ア~コ>』(山田敏弘編・刊 2012年発行)p.96
---(引用始め)--------------------------
「かう」は「支う」で、その字が示すように「支える」の意味。元来、心張り棒で引き戸に支えをして開かないようにしたり、閂(かんぬき)で開き戸を開かないようにしたりする際に用いられる語であるが、現在ではこのような語源意識が薄れ、南京錠であれ車の鍵であれ、広く用いられる。
---(引用終わり)------------------------
2 机を『つる』
・『岐阜県方言辞典2<サ~ト>』(山田敏弘編・刊 2012年発行)p.190
---(引用始め)--------------------------
「つる」は「吊る」で「上から吊り下げること」が原義。特に「もっこ」のような二人で共同して運ぶ際に持ち上げる作業を、この地方では「つる」ということばで表す。
本来は二人またはそれ以上で「つる」のが原義であり、机についても二人以上でないと「つる」を使わなかったという話もあるが、現在では机も個人用となり、ひとりでも「つる」ことができるようになった。
---(引用終わり)------------------------
- 回答プロセス
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できれば複数の資料を参照して確認するところだが、利用者ができるだけ早い回答を求めていたため、上記1資料のみを典拠に回答した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 方言.訛語 (818 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 方言
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000177602