レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/05/18
- 登録日時
- 2015/03/15 00:30
- 更新日時
- 2015/03/17 09:05
- 管理番号
- 千県東-2014-0020
- 質問
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解決
新撰組の前の「浪士組」と「新徴組」の方々の名前のわかる本を探している。氏名が一覧として記載されている資料があれば、書誌情報を教えてほしい。具体的には、浪士組が新撰組と新徴組に分かれたときに、新徴組に入った「行川さん」を調べたい。
- 回答
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書誌情報は以下の通り。なおいずれにも「行川」という人物は見つからなかった。
【浪士組の名簿】
『新選組日誌 上』(菊地明[ほか]編 新人物往来社 1995)【資料1】
※p51-54に『国事異聞』からの引用あり。文久3年2月5日に小石川伝通院の会合の名簿。
『歴史のなかの新選組』(宮地正人著 岩波書店 2004)【資料2】
※p225-263 「付録 浪士組・新徴組隊士出身地別一覧表」
※著者がまとめたもの。参考とした史料の記載あり。
【新徴組の名簿】
『未刊随筆百種 第10巻』三田村鳶魚編 中央公論社 1977)【資料3】
※p59-64 「新徴組目録」が名簿となっている。
解題に「幕府は文久二年の十二月、在江戸の浪士二百五十人を糾合して一体を編成し、松平主税助鵜殿鳩翁を浪士取扱に任ぜしが、翌三年四月廿八日浪士取扱を新徴組支配と改む、此の連名は新徴組と改称せし当時のものと思はる」とあり。
『新徴組』(小山松勝一郎著 国書刊行会 1976)【資料4】
※p237-290 「史料編」に次の名簿が収録。
『新徴組組別名簿』文久三年十一月
『新徴組明細書麁調』慶応元年十月
- 回答プロセス
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『国史大辞典 7 しな-しん』(国史大辞典編集委員会編 吉川弘文館 1986)p884「新徴組」の記述を確認すると、浪士組の内、京に残った者が文久3年4月15日に「新徴組」と名を改め、幕府の元で再編されている。
自館OPACでキーワード「新徴組」「浪士組」のキーワードで図書を検索。その中から文久3年頃の浪士組・新徴組の名簿が掲載されている資料を調査した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 中部地方 (215 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】『新選組日誌 上』(菊地明[ほか]編 新人物往来社 1995)(2100727312)
- 【資料2】『歴史のなかの新選組』(宮地正人著 岩波書店 2004)(2101705552)
- 【資料3】『未刊随筆百種 第10巻』(三田村鳶魚編 中央公論社 1977)(2100634670)
- 【資料4】『新徴組』(小山松勝一郎著 国書刊行会 1976)(9101962211)
- キーワード
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- 浪士組(ロウシグミ)
- 新徴組(シンチョウグミ)
- 新撰組(シンセングミ)
- 新選組(シンセングミ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000169013