レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年09月14日
- 登録日時
- 2012/09/19 14:45
- 更新日時
- 2012/10/12 11:30
- 管理番号
- 牛久-955
- 質問
-
解決
国語辞書『大言海』は最初に作られた『言海』を改訂されたものだが、『言海』の編者である
大槻文彦が改訂途中で亡くなったため、文彦の兄弟が改訂作業に携わったと聞いた。
その兄弟の名前を知りたい。
- 回答
-
大槻文彦の兄:大槻如電と判明。
- 回答プロセス
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①Googleで「大言海」をキーワード検索。
→Wikipedia【言海】の項目で“大言海の改定作業は兄の大槻如電(じょでん)らが引き継ぎ、
如電没後の1932年(昭和7年)より冨山房で刊行された”という記述あり。(最終確認日:2012年9月14日)
②Googleで「大言海 冨山房」をキーワード検索。
→冨山房HPの大言海に関するページでも、兄の如電が関わったという記述があった。
“令兄如電翁は言海以来、多年文彦先生を助けて編集に尽力した大久保初男先生を主任に推して、
余稿の整理に当たらしめ、校督はあげて関根・新村両博士にゆだね、冨山房または大言海編纂室を
設けて支援”(http://fuzambo.net/jisho/01%20daigenkai.html)(最終確認日:2012年9月14日)
③自館検索システム(OPAC)で「大言海」をキーワード検索。
→1~4巻と索引あり。
巻頭に如電による刊行にあたっての一言が記載されていた。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 辞典 (813 8版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 言海
- 大言海
- 大槻文彦
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 一般女性
- 登録番号
- 1000111391