レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2010/09/26 16:57
- 更新日時
- 2012/12/26 15:36
- 管理番号
- 八幡 東分館 183
- 質問
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解決
全国童謡歌唱コンクールで「チューチュータコカイナ」という歌を聞きました。
「チューチュータコカイナ」とはどんな意味か知りたいのですが、資料はありますか。
- 回答
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『日本語源大辞典』には、「子どもがおはじきなどの数を口で唱えながら二つずつ数えるときに、二、四、六、八、一〇というかわりに用いる語。語源としては、「ちゅうちゅう」はすごろく用語「ぢゅうに(重二)」の変化した「ちゅうに」が二度重ねられた語で、重二は四を意味し、それを二つ合わせて八となり、蛸の足八本を連想して「たこ」と唱え、つぎに「たこ」に二を加えて一〇になるところから生まれたと考えられる。」という記述が載っています。
- 回答プロセス
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国語辞典や広辞苑や語源辞典でまず調べると、「ちゅうちゅうたこかいな」の言葉の意味が出てきました。ネット検索も利用しました。『少年少女日本文学館1』の『たけくらべ』の中に「正太もちゅうちゅうたこかいなの手をとめて・・・」の記述があり少なくとも明治時代にはあった言葉のようです。童謡ではカタカナですが、辞典等では「ちゅうちゅうたこかいな」とひらがなであったのでひらがなで調べました。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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『日本国語大辞典 13 たけ‐つそん』
小学館 1975年 <813.1/ニ/13> (458頁) -
『広辞苑 第6版 た~ん』
岩波書店 2008年(1818頁) -
『日本語源大辞典』
小学館 2005年 <812/ニ> (749頁)
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『少年少女日本文学館 1 たけくらべ・山椒大夫』
講談社 1986年 <918/シ/1> (60頁) -
ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A1%E3%82%85%E3%81%86%E3%81%A1%E3%82%85%E3%81%86%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%8B%E3%81%84%E3%81%AA
(2011年3月10日)
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『日本国語大辞典 13 たけ‐つそん』
- キーワード
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- 童謡-日本
- 語源-日本語
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000071755