レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2009/09/15 17:06
- 更新日時
- 2012/12/26 16:17
- 管理番号
- 北九ー2006-75
- 質問
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「鉄道唱歌」の中に
北九州がどのように歌われているのか
しりたいのですが。
- 回答
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「門司よりおこる九州の 鉄道路線をはるばると ゆけば大里の里すぎて ここぞ小倉と人はよぶ」と大和田建樹が『鉄道唱歌』第2集で歌ったのは明治33年でした。「小倉に又も立ちもどり ゆけば折尾の右左 若松線と直方の 道はここにて出あひたり」と当時の様子を歌っています。
明治42年に同じ作詞者で九州線唱歌が作られ次のように変わりました。
「小倉に帰りて又ゆけば 煤煙おほう若松の 港はあれよ洞の海 隔てて向ふ戸畑駅」
この明治の鉄道唱歌に匹敵する「新鉄道唱歌」の歌詞、作曲募集が昭和3年に行われました。その第3集 九州線では次のように歌われています。
「潮渦巻く大瀬戸の 眺めも暗き朝まだき 関門海峡あとにして 出で立つ門司の停車場」
あなたも歌ってみませんか。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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『九州の鐵道の歩み』 日本国有鉄道九州総局編発行 1972年 〈K686/ニ〉(172~173頁)
『歌でつづる鉄道百年』 高取式編 鉄道図書刊行会 1968年 〈767.6/タ〉(48~50頁,178~179頁) -
『鉄道百年・文学と随筆選集 汽笛一声』 渡辺公平ほか編 実業之日本社 1972年 〈918/ワ〉(482~498頁)
『鉄道唱歌』 (増訂版) 岡本仁編 野ばら社 2000年 〈767.7オ〉(門司・学研)
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『九州の鐵道の歩み』 日本国有鉄道九州総局編発行 1972年 〈K686/ニ〉(172~173頁)
- キーワード
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- 鉄道唱歌
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000057985