レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/04/17
- 登録日時
- 2008/10/29 02:10
- 更新日時
- 2008/10/29 02:10
- 管理番号
- tr147
- 質問
-
解決
栃木県の間引き絵馬について知りたい。
- 回答
-
・『栃木県民俗事典』(尾島利雄/著 下野民俗研究会/編 下野新聞社 1990)p350 によると、
「現在県内には、県指定の有形文化財になっている黒羽町の「人面獣心の書」をはじめ、間引きの絵馬が六枚報告されている。そのうち烏山町大平寺と宇都宮市安産稲荷神社のものは間引きを厳しく戒める文が書き連ねてある」とのことです。
また、以下のような資料を所蔵しています。
・『栃木県史 通史編 5.近世(2)』(栃木県史編さん委員会/編 栃木県 1984 )p1071-1088
第十章 第三節 間引きと子育て仕法
県内で行われていた間引き行為や、それに対して領主が行なった対策などが述べられています。
・『下野民俗 第28号』(下野民俗研究会/編 下野民俗研究会 1987)p22-29
「宇都宮市内の間引き絵馬」小松俊雄/著
・『黒羽町の文化財 黒羽町芭蕉の館第15回特別企画展図録』(黒羽町教育委員会 2005)p24、73-74
「人面獣心の壁書」図版および解説あり
・『栃木県史 史料編 9.近世(3)』(栃木県史編さん委員会/編 栃木県 1975)p858
第九章 社会と文化 三六 年不詳 間引禁令につき農民共へ教諭書
・『栃木県史 史料編 10.近世(4)』(栃木県史編さん委員会/編 栃木県 1975)p96
宝暦十二年八月 間引禁止ならびに養育米支給につき申渡
・『堕胎間引の研究』(高橋梵仙/著 第一書房 1981)p95-98
宇都宮藩に於ける堕胎間引の矯正と鈴木石橋
・『とちぎの絵馬 栃木県立博物館調査研究報告書』(栃木県立博物館/編 栃木県立博物館 1985)p17,18
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 風俗習慣.民俗学.民族学 (380 8版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 間引き絵馬
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000048510