レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008年02月10日
- 登録日時
- 2008/03/20 16:59
- 更新日時
- 2008/03/20 16:59
- 管理番号
- 福井県図-20080210-1
- 質問
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未解決
阿弥陀さんは、23、地蔵菩薩は24、観音菩薩は33 とそれぞれの仏様には縁の深い数字があると聞いた。観音さんの33は、三十三身からきていると思うが、阿弥陀さんの23と、地蔵菩薩の24の理由を知りたい。(地蔵盆は、24日だけれどもなぜ24日なのか)
- 回答
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不明。若狭図書学習センター所蔵『仏教法数辞典』を利用者に提示し、一旦打ち切った。
- 回答プロセス
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1 仏教の辞典類を見て、「阿弥陀」「地蔵」「観世音菩薩」などの項目を見るが、数字とのかかわりについてわかったものはなかった。
2 webcat-plus キーワード:仏教 数字 で検索→『仏教法数辞典』がヒット(当館所蔵無。若狭図書学習センター所蔵資料)
3 「法数(ほっすう)」を仏教辞典類で引くが、求めている回答は得られなかった。
4 『仏教法数辞典』宮元啓一/著 2000 鈴木出版 を若狭図書学習センターから取寄せ。
5 『仏教法数辞典』の件名が「名数」なので当館所蔵資料から件名「名数」の資料を見る。
6 『名数絵解き事典』増補改訂版 南清彦/著 2001.7 叢文社(031.5/ミナミ 1013805286)(この事典は数字で引く)
二十三の項目にめぼしいものはない。
「三十三観音」の項目p.285に、「観世音菩薩は、衆生済度のため、三十三体に変身するという(以下略)」と出ている。
「二十四日」の項目p.279に、「二四日は地蔵菩薩の縁日で(以下略)」とある。
7 『総合佛教大事典』1987.11 法蔵館 p.135「縁日」の項目 「有縁日または因縁日の略。仏や神のこの世に縁のある日をいう。観音の十八日、地蔵の二四日、不動の二八日、弘法大師の二一日など。(以下略)」
8 『数のつく日本語辞典』森睦彦/著 1999.4 東京堂出版(031.5/モリ 1013232911) には、6と同じように、「三十三観音」について書かれているp.246
9 『全国霊場巡拝事典』改訂新版 2005.2 大法輪閣(186.9/タイホ 1014515215)p.32 「霊場にまつわる数字のいわれ」に地蔵について以下のように書かれている。「六地蔵は、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天の六道を輪廻する衆生の済度を目的に発願された。六地蔵巡りが敷衍されて、その倍数の十二地蔵、二十四地蔵、三十六地蔵などが後世に成立したと考えられる」
10 Yahoo! Japanで「阿弥陀 二十三」を検索→「二十三夜」「第二十三願」などの言葉が引っかかってくる。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本語 (031 8版)
- 仏会 (186 8版)
- 参考資料
- キーワード
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- 法数(ほっすう)
- 阿弥陀
- 23
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 有効な情報をお持ちの方は、福井県立図書館まで情報をお寄せください。
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000042734