会期:2022 年11 月9 日(水)~ 2023 年1月21 日(土)
会場:パリ日本文化会館展示ホール(101bis quai Jacques Chirac 75015 Paris France)
東京都江戸東京博物館は、国際交流基金 パリ日本文化会館と共同で、パリ日本文化会館開館25周年記念展Un bestiaire japonais - Vivre avec les animaux à Edo-Tokyo (XVIIIe-XIXesiècle) 展 (日本語名称「いきもの:江戸東京 動物たちとの暮らし」展)を開催いたします。
東京都江戸東京博物館は、2022年4月1日より、大規模改修工事実施のため長い休館期間に入りました。 休館中の事業の一つとして、このたびフランス・パリにて、動物をテーマにした収蔵の展覧会を開催します。
世界史上でも類を見ない、極めて長期にわたり平和が続いた日本の江戸時代(1603~1868)、現在の東京の旧称である江戸には幕府が置かれ、18 世紀初頭に人口100 万人という巨大都市へと発展しました。しかし、都市に暮らしていたのは人間だけではありません。さまざまな動物たちも一緒に生存していました。
人に飼育された動物もいれば、自然のなかに野生の動物もいて、江戸は実に生物多様性に富んだ都市でした。そして人々は、動物を自分たちの仲間かのように接していたと言われます。
本展では、江戸・東京の人々といきものの暮らしの歴史と文化を、東京都江戸東京博物館の珠玉の所蔵コレクションから紹介します。動物との暮らしを楽しむ人々が描かれた浮世絵や、生活用品のデザインに取り入れられた動物たちの姿を通して、人といきものの共生の素晴らしさと、その前提となる豊かな自然環境の大切さを感じていただければ幸いです。
江戸東京博物館HP
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/s-exhibition/outside/35820/ikimono/ (最終アクセス日:2022年11月10日)