レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/05/16
- 登録日時
- 2022/10/02 00:30
- 更新日時
- 2022/10/02 00:30
- 管理番号
- 6000026945
- 質問
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解決
もうすぐ3歳になる娘のために、幼稚園生活をイメージできるような絵本を探している。文章が多少多くても構わない。
- 回答
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主に人間が主人公で、園生活がイメージしやすいと思われる絵本を数点紹介した。
①『ようちえんのいちにち』(おか しゅうぞう/さく ふじた ひおこ/え、佼成出版社、2005年)
朝に幼稚園バスに乗り込んでから帰ってくるまでの一日が、時間を追って丁寧に描かれている一冊。
子どもたちが工作をしたり歌をうたったりお弁当を食べたりする様子が表情豊かに描き込まれており、幼稚園の楽しい雰囲気が伝わってくる絵本。
同じ作者の本で、一年間の行事がわかる『ようちえんのはる・なつ・あき・ふゆ(佼成出版社、2010年)』もあり。
②『ことりようちえんのいちねんかん』(たかてら かよ/文 鴨下 潤/絵、講談社 2010年)
遠足、運動会、お誕生会などの一年間の行事や遊びが描かれている一冊。
わくわくしながら入園するところから、進級して『おおきいぐみさん』になるところまでが描かれている。
表紙と裏表紙をめくったところに一日のタイムスケジュールや持ち物のイラストあり。
③『わたし ようちえんにいくの』(ローレンス・アンホールト/文 キャスリーン・アンホールト/絵、角野 栄子/訳、文化出版局、1993年)
幼稚園に通うことになった主人公の不安と期待に寄り沿うような一冊。
幼稚園の生活を先生がひとつひとつやさしく教えてくれる。
④『えらいこっちゃのようちえん』(かさい まり/文 ゆーちみえこ/絵、アリス社、2017年)
初めてのバス、初めての一人トイレ、家とは違うことだらけの幼稚園生活に「えらいこっちゃ」となりながらがんばる子どもが主人公。
⑤『きみたちきょうからともだちだ』(中川 ひろたか/文 長谷川 義史/絵、朔北社、2005年)
入園した子たちに、年長さんが幼稚園を案内してくれる。
子どもが子どもに園内や生活の案内をすることで、楽しい幼稚園生活を更に想像できるような一冊。
⑥『どんぐりむらのどんぐりえん』(なかや みわ/さく、学研教育出版 2013年)
どんぐりむらシリーズの一冊。主人公は人ではなくどんぐりたちだが、前半は園生活の一日が細かく描かれており、後半は園のイベント「おみせやさんまつり」の話になっている。
楽しそうに園生活を送るどんぐりたちをじっくり見るのも楽しい一冊。
参考に中央図書館で作成しているリストと絵本ナビのサイトを紹介した。
①中央図書館リスト『保育園・幼稚園・小学校のおはなし』
中央図書館ホームページトップ>いろいろ検索>ジャンルで探す>こどもの本を探す>絵本>保育園・幼稚園・小学校のおはなし
②絵本ナビ 特集『ほいくえん・ようちえんの絵本』
https://www.ehonnavi.net/special.asp?n=59
- 回答プロセス
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①当館ホームページ上のブックリスト『保育園・幼稚園・小学校のおはなし』を確認。
②『幼稚園・入園・絵本』をキーワードにしてウェブ検索。ヒットしたブックリスト(絵本ナビ、楽天ブックス、ホンシェルジュ、cozre)を参考に実際の絵本の内容を確認。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- ようちえんのいちにちおか しゅうぞう/さく佼成出版社
- ようちえんのはる・なつ・あき・ふゆおか しゅうぞう/さく佼成出版社
- ことりようちえんのいちねんかんたかてら かよ/文講談社
- わたしようちえんにいくのローレンス・アンホールト/文文化出版局
- えらいこっちゃのようちえんかさい まり/文アリス館
- きみたちきょうからともだちだ中川 ひろたか/文朔北社
- どんぐりむらのどんぐりえんなかや みわ/さく学研教育出版
- キーワード
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- 絵本(エホン)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 札幌市中央図書館
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000322032