レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年07月29日
- 登録日時
- 2021/12/03 12:24
- 更新日時
- 2021/12/03 12:26
- 管理番号
- 9000032166
- 質問
-
解決
特許を取る手続きについて知りたい。また、費用はどのくらいかかるのか。どこに相談したらよいか。
- 回答
-
1.特許取得手続き
特許を取るには、大きく分けて、「出願」→「公開」→「審査」→「登録」の4つの手続きを踏む必要がある。
(1)出願:特許庁に書面(紙)またはインターネットで出願書類を提出
(2)公開:特許庁で方式審査(書類の様式や手数料のチェック)を経て、出願が受理されると、出願の内容が公表される。
(3)審査:出願日から3年以内に審査請求を行うことで、特許庁での実体審査が開始される。
(4)登録:登録査定が下された後、特許料を支払うと特許権が与えられる。
2.必要経費
(1)特許出願料:14,000円
(2)審査請求料:118,000円+(請求項の数×4,000円)
(3)特許料:第1年~第3年 毎年2,100円+(請求項の数×200円)
第4年~第6年 毎年6,400円+(請求項の数×500円)
第7年~第9年 毎年19,300円+(請求項の数×1,500円)
第10年以降 毎年55,400円+(請求項の数×4,300円)
(4)電子化手数料:インターネット出願の場合は不要。書面で出願した場合、1,200円+(700円×提出書類の枚数)の手数料が必要となる。
※生活保護を受けている者、市町村民税が非課税の者、所得税が非課税の者など、一定の要件を満たす場合、審査請求料や特許料の減免措置を受けられる。
3.相談窓口
(1)特許庁ホームページお問い合わせ一覧 https://www.jpo.go.jp/faq/list.html
(2)日本弁理士会 常設知的財産相談室 https://www.jpaa.or.jp/howto-request/free_consultation/
詳細については下記資料を参照。また、特許庁、日本弁理士会のホームページには、特許取得手続きについての案内も掲載されているので参照してほしい。
- 回答プロセス
-
1.特許に関する資料(請求記号507.2)の中から、初心者向けの資料を読む
2.特許庁のHPを確認
3.日本弁理士会のHPを確認
- 事前調査事項
- NDC
-
- 研究法.指導法.技術教育 (507 10版)
- 参考資料
-
-
コンデックス情報研究所 編著 , コンデックス情報研究所. はじめてでもよくわかる!特許・実用新案の手続き. 成美堂出版, 2017.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I028032452-00 , ISBN 9784415321578 (1冊) -
中本繁実 著 , 中本, 繁実, 1953-. 一人で特許〈実用新案・意匠・商標〉の手続きをするならこの1冊 第5版. 自由国民社, 2017. (はじめの一歩)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I028115097-00 , ISBN 9784426122119 (1冊) -
奥田百子, 奥田弘之 著 , 奥田, 百子 , 奥田, 弘之. はじめての特許出願ガイド = First Time Patent Application Guide : 考え方・表現を基礎から学ぶ. 中央経済社, 2019.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I029528559-00 , ISBN 9784502292217 (1冊)
-
コンデックス情報研究所 編著 , コンデックス情報研究所. はじめてでもよくわかる!特許・実用新案の手続き. 成美堂出版, 2017.
- キーワード
-
- 特許
- 知的財産権
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000308537