レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年9月26日
- 登録日時
- 2021/02/21 17:03
- 更新日時
- 2021/03/03 11:28
- 管理番号
- 兵尼2020-40
- 質問
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解決
天皇家の菊花紋の花弁について、なぜ16枚で八重になっているのかを知りたい。
- 回答
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菊花紋が皇室の紋章として用いられたのは、鎌倉時代初期、とりわけ菊を好んだとされる後鳥羽上皇の頃からといわれています。その後、弁の単複・数、花の中心円などに規定はなく、皇室からの下賜もあり、武家・神社仏閣・商標など様々に使用されましたが、大正15年の「皇室儀制令」によって内廷皇族の紋は「十六葉八重表菊形」、各宮家は「十四葉一重裏菊形」と厳密に定められました。
以下の所蔵資料と掲載箇所を紹介、利用方法を案内しました。
(1)『皇室の百科事典』(新人物往来社)pp.279-282
(2)『日本の皇室事典』(主婦の友社)pp.221-222
(3)『新版 平成皇室事典』(主婦の友社)p.384、pp.262-263
(4)『皇室事典 令和版』(角川書店)p.312
(5)『日本家紋大事典』(新人物往来社)pp.244-262
(6)『家紋の事典』(東京堂出版)pp.126-127
- 回答プロセス
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1. 分類番号288.4(皇室)、288.6(家紋)の書架にて、関連のありそうな事典等にあたる。
2.回答(1)~(4)に、天皇家における紋章(家紋)の歴史、十六葉八重表菊形に至る経緯など詳しい記述があった。(5)には菊紋の歴史のなかでの皇室紋についての記述、(6)には天皇家の菊紋についてのコラムの掲載あり。
以上、所蔵資料と掲載箇所の紹介、利用方法を案内しました。
- 事前調査事項
- NDC
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- 系譜.家史.皇室 (288 10版)
- 参考資料
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歴史百科編集部 編 , 歴史百科編集部. 皇室の百科事典. 新人物往来社, 1988.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001931510-00 , ISBN 4404015216 (当館請求記号 288/403/88, 当館資料番号 130069146) -
松崎敏弥, 小野満 著 , 松崎, 敏弥, 1938- , 小野, 満, 1930-. 日本の皇室事典 : 紳士録から衣食住まで. 主婦の友社, 1988.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001903441-00 , ISBN 4079249225 (当館請求記号 288/403/89, 当館資料番号 130066978) -
主婦の友社 編 , 主婦の友社. 平成皇室事典 新版. 主婦の友社, 1999.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002756076-00 , ISBN 4072252425 (当館請求記号 288/4/99, 当館資料番号 130393001) -
皇室事典編集委員会 編著. 皇室事典 令和版. KADOKAWA, 2019.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I030085197-00 , ISBN 9784044004903 (当館請求記号 288/4/19, 当館資料番号 130732752) -
丹羽基二著 , 丹羽, 基二. 日本家紋大事典. 新人物往来社, 2008.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I003926606-00 , ISBN 9784404035721 (当館請求記号 288/6/08, 当館資料番号 130574136) -
千鹿野茂 監修 , 高澤等 著 , 千鹿野, 茂, 1927- , 高澤, 等. 家紋の事典. 東京堂出版, 2008.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009374059-00 , ISBN 9784490107388 (当館請求記号 288/6/08, 当館資料番号 130570608)
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歴史百科編集部 編 , 歴史百科編集部. 皇室の百科事典. 新人物往来社, 1988.
- キーワード
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- 天皇
- 皇室
- 菊
- 菊花紋
- 家紋
- 花弁
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 所蔵調査 利用案内
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000294049