レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年10月30日
- 登録日時
- 2021/01/23 16:16
- 更新日時
- 2021/02/02 19:50
- 管理番号
- 0000110882
- 質問
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未解決
顔の部位の名称で、眉と眉の間は眉間と呼ぶが、目と目の間は何と呼ぶのか。
- 回答
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下記資料1の「顔の各部位の名称」の図を確認するが、該当部位については名称が記載されていない。
また、インターネット検索でも該当部位の名称は分からなかった。
資料2によると、該当部位のあたりは人相学では「山根(さんこん)」と表現されていた。
目と目の間というよりは鼻の付け根を表しているようだが、参考までに紹介。
また、人相学での名称であり、一般的な名称ではないことを申し添えた。
2021年2月日追記
静岡大学附属図書館様、レファレンス協同データベースサポーター様より以下の資料について情報をいただきました。
日本国語大辞典第二版編集委員会, 小学館国語辞典編集部 編 , 小学館. 日本国語大辞典 第12巻 第2版. 小学館, 2001
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003052601-00
p481-482「まなかい」【眼間・目交】
「(目(ま)の交(か)いの意)目と目の間。転じて、目の前。まのあたり。」とある。また、補注として、「「かひ」については、「山のかひ」「潮かひ」といった上代語があるところから、「交ふ」という動詞とは無関係な「間」の意の名詞と考える説もある。」とある。
p1069「めあい」【目間・目合】
「目と目の間。」とある。 用例として、評判記・野郎虫(西川多門,1660)の「めあい遠くして、眉間尺が子孫かとをもはる」を引いている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 人類学 (469 9版)
- 語彙 (814 9版)
- 参考資料
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1.日本顔学会 編 , 日本顔学会. 顔の百科事典. 丸善出版, 2015.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I026726895-00 , ISBN 9784621089583 (p626) -
2.平木場泰義 著 , 平木場, 泰義, 1924-. 人相学の事典. 東京堂出版, 1995.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002485204-00 , ISBN 4490103921 (p9)
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1.日本顔学会 編 , 日本顔学会. 顔の百科事典. 丸善出版, 2015.
- キーワード
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- 顔
- 人体
- 照会先
- 寄与者
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- 静岡大学附属図書館
- レファレンス協同データベースサポーター
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000292883