レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年06月10日
- 登録日時
- 2020/06/10 15:37
- 更新日時
- 2021/06/21 10:44
- 管理番号
- 中0073
- 質問
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解決
フッ素が人体に与える影響の中に流産があるらしい。それが分かる資料はあるか。
- 回答
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フッ素によって流産が引き起こされるといった記述は確認できず。ただし、長年の摂取により「歯にシミ」や「骨硬化症」が生じる可能性について言及した記述あり。
- 回答プロセス
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1.レファレンス協同データベースにて「フッ素 影響」を調査。類似事例として岐阜県図書館のレファレンス事例を確認。(「食品中に含まれるフッ素とホウ素の量、またどれぐらいで人体に悪影響が出るのかがが分かる資料はないか。」)
2.同レファレンスの参考資料『ミネラルの辞典』の自館での所蔵を確認。
3.自館の資料検索にて「フッ素 影響」を調査。『歯医者さんでは教えてくれないフッ素のはなし』を発見。
4.『ミネラルの辞典』p.433に「1日あたり120~180mgの摂取を何年も続けると害がでる」との記述あり。『歯医者さんでは教えてくれないフッ素のはなし』p.51にフッ素による「公害病」、「骨硬化症」の記述を確認。
5.「フッ素 流産」に関する記載は確認できず。インターネット上で「フッ素 流産」の検索をしたが、確認できず。
6.利用者に上記資料を提示。ご納得の上、『歯医者さんでは教えてくれないフッ素のはなし』を借りられた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 医学 (490 10版)
- 歯科学 (497 10版)
- 衛生学.公衆衛生.予防医学 (498 10版)
- 参考資料
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- 里見 宏/著『歯医者さんでは教えてくれないフッ素のはなし』(ジャパンマシニスト社 2001) , ISBN 4-88049-314-7
- 糸川 嘉則/編『ミネラルの事典』(朝倉書店 2003) , ISBN 4-254-10183-X
- キーワード
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- フッ素
- 歯科学
- 流産
- 影響
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000282960