①『旅はワン連れ』
タイ限定であるが、犬の検疫を受けて飛行機に搭乗し出国してから帰国するまでの体験が書かれている。
p.11-63には出国からタイに入国するまでの様子が、p.293-304にはタイを出発する準備の様子が書かれている。
p.328-335<動物検疫スケジュール 出発準備から帰国まで>に、2013年4月~9月に進めた手続きの例がまとめられている。
②『世界を旅するネコ』
p.20-21には、飛行場のチェックインカウンターから飛行機に乗るまでの様子が書かれている。
「ヨーロッパの航空会社の多くは犬猫と一緒の搭乗がOK。体重やバッグのサイズなど一定の条件を満たせば手荷物と同じ扱いになります(有料・要予約)」とも書かれており、航空会社を選ぶ際の参考になる。
p.36-37には動物検疫に必要な書類の準備の様子が書かれている。
p.101には、海外の獣医の様子が書かれている。
p.128には、猫にとってのパスポートにあたるものが「輸出検疫証明書」であると紹介されている。また、EU居住者にはEU内を自由に移動できる「ペットパスポート」というものがあると紹介されている。
巻末の<猫と世界を旅する時に大切な25のポイント>No.21~No.24に、海外の獣医や役所や日本の動物検疫、海外での検疫書類の作成の注意点がまとめられている。
③『絵でみる貿易のしくみ』
p.194には、検疫制度についての解説の中に、<犬、猫の輸入検疫>の項目がある。
④雑誌『aff』2011.4 第42巻4号通巻487号
p.13 <海外へ犬猫等を連れていくには> に、「出発前に動物検疫を受けなくてはなりません。入国先によっては、事前に輸入許可の取得手続きや動物病院でのさまざまな検査が必要な場合もあります。」
「また、短期間の旅行であっても、日本に連れて帰る場合は輸入検疫が必要です。」とあり、取り寄せることができるパンフレット「犬猫の輸出入検疫」が紹介されている。
⑤農林水産省・動物検疫所ホームページ
<動物の輸出入>の項目の中に、<ペットの輸出入><犬、猫の海外短期滞在>がある。
<ペットの輸出入>の項目の中には、<日本への入国>と<日本からの出国>に分かれており、それぞれ、<犬><猫>の項目がある。
特に日本への入国では、「犬・猫の仕出国・地域によって、輸入手続が異なります。」とあり、指定地域(アイスランド、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー諸島、ハワイ、グアムの6地域)からと指定地域以外からの2通りの手続きが書かれている。
<犬、猫の海外短期滞在>の項目では、海外(指定地域以外の地域)での滞在期間が短期間の場合、日本を出国する前に、日本に帰国するための一定の処置を済ませておけば、海外において180日間の輸出待機をする必要なく、日本帰国時12時間以内の係留期間で済むことがわかる。
また、このページでは、必要な書類の様式データも入手できる。