次の資料から関連の記述を確認しました。
・『栃木県鉄道史話』(大町雅美/著 落合書店 1981)
「第6章 大谷石が結ぶ市内軌道―宇都宮市周辺の軌道」に「宇都宮軌道の出発点をめぐって」の項があります。(p.289-293)
軌道の出発点に関する参考資料として、『県議会日誌』が挙げられていますが、該当の年代は当館未所蔵です。また、「西原から材木町へ」の項があり、営業当初の起点であった西原町から一歩市内に入った材木町に軌道線が延長された経緯について記述があります。(p.295-296)
・『郷愁の野州鉄道 栃木県鉄道秘話』(大町雅美/著 随想舎 2004)
p.180-189「宇都宮軌道運輸」の項があります。路線が市街地をどのように通るかについて、明治二八年の通常県会で議論が行われたことが記述されています。
以下の資料からは、記述を確認できませんでした。
・『栃木県史 通史編7』(栃木県史編さん委員会/編 栃木県 1982)
「第三章 明治期の鉱工業 第六節 鉱業」より「人車軌道と大谷石」の項(p.475-477)
「第四章 明治期の金融制度と交通・通信 第六節 鉄道の発達と交通の変貌」より「人車鉄道」の項(p624-627)
・『宇都宮市史 第7巻 近・現代編1』(宇都宮市史編さん委員会/編 宇都宮市 1980)
「第六章 交通・通信の整備 第六節 宇都宮近郊諸社線」より「人車軌道」の項(p.624-630)
・『栃木県議会史 第1巻』(栃木県議会図書委員会/編 栃木県議会 1983)
「第十九章 明治二十八年 第一節 第十八回通常県会 六 議案審議の経過及び成議」より「3 土木費」(p.1366-1369)、「十六、国道仮定県道及一等里道々敷使用の儀諮問案」の項(p.1388)
「第二十章 明治二十九年 第一節 第三十四回臨時県会」より「二、国道仮定県道及一等里道々敷使用の儀諮問」の項(p.1410-1411)
・『宇都宮市議会史 年表編』(宇都宮市議会/編、出版 1995)
・『宇都宮市議会史 資料編1』(宇都宮市議会/編、出版 1995)
・『宇都宮市議会史 記述編1』(宇都宮市議会/編、出版 1996)