レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/07/14
- 登録日時
- 2019/12/25 00:30
- 更新日時
- 2019/12/25 00:30
- 管理番号
- 参調 19-0022
- 質問
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解決
①杵築大社(きづきのおおやしろ)は、江戸近くの小村「境村」に分祀したのか。
②杵築大社の宮司は、代々特定の家に決まっているのか。
③杵築大社は玉川上水の工事に関係していたのかどうか。(キッカケとしては、奈良の三輪山神社での、くぐればくぐるほど身をきれいにする=水と関係、といった経緯からの疑問。)
上記の内容が分かるような資料があれば教えてほしい。
・その質問の出典や情報源、調査済み事項など
浦幌町にある吉野神社にあった幕に「杵築神社」と印字されていたのを見て、杵築大社についても同時に調べている。
①杵築大社=出雲大社であったことが分かり、境村に分祀したかどうかについては、ネット検索をしたところ、一般のブログで武蔵野の杵築大社にある「境内の掲示」の内容が引用され、境村の氏神社となった旨が記されていた。
③玉川上水については、「東京都水道局」のHPに歴史等が掲載されていたが杵築大社との関係については不明。
- 回答
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①『武蔵野市史』p272~273の第3章第4節「境村」の項で、「鎮守として杵築大社(出雲大社)を祀り」という説と「杵築と稲荷の両社を奉祀した」という説を説明しており、いずれも境村が成立した1600年台には杵築大社を祀っていた由。
また、他の神社、出雲大社、歴史関係資料に当たっても情報がなかったが、インターネットで「杵築大社」「境」で検索すると、現在も存在する神社であることがわかり、wikipediaにも情報がある。
②神社、出雲大社、歴史関係資料に当たったが、宮司に関する情報は見つからず。
③『武蔵野市史』p344~351第4章第4節「玉川上水と千川用水」の玉川上水に関する記述を確認したが、杵築大社が関わっていた記載は見つからず。
- 回答プロセス
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「回答」に記載
- 事前調査事項
- NDC
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- 関東地方 (213 7版)
- 参考資料
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- 1 武蔵野市史 武蔵野市史編纂委員会∥編 武蔵野市 1970 213.6/MU p272~273,p344~351
- キーワード
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- 杵築大社
- 出雲大社
- 境村
- 武蔵野
- 玉川上水
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 当館で調べられる情報には限界があるため、武蔵野市立図書館への問い合わせを勧める。
- 調査種別
- 事項調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000271350