以下の資料を確認しました。
・『中世鷹書の文化伝承』(二本松泰子/著 三弥井書店 2011)
p255-287に、「第四章 宇都宮流の鷹書 『宇都宮社頭納鷹文抜書秘伝』をめぐって」があります。
・『御鷹捉飼場 上野・下野両国の野廻り役の活動から見る』(海老原脩治/編著、発行 2010)
「はじめに」に、「利根川左岸の上野・下野両国の野廻り役の活動を、栃木・群馬・埼玉各県等内の自治体史から見て、
当時の農民に与えた影響がどうであったかを探るのがこの著作の目的である。」とあります。
なお、「野廻り役」とは、「捉飼場内で、鷹場法度に違反した者の摘発・探索を主な任務とし、廻村して取締まる者」とあります。(「はじめに」より)
・渡辺武雄/著「日光領周辺の御鷹御用」(『大日光 57号』(日光東照宮/編、発行 1984)p78-83所収)
・『栃木県史 史料編 近世1』(栃木県史編さん委員会/編 栃木県 1974)
p508-509に「享保三年九月 幕府鷹場法度証文」が掲載されています。
また、この史料の解説がp34に掲載されています。
・『栃木県史 史料編 中世3』(栃木県史編さん委員会/編 栃木県 1978)
p133の「宇都宮国綱書状寫」に鷹屋に関する記述があります。
・『南河内町史 通史編 近世』(南河内町史編さん委員会/編 南河内町 1997)
p24-38に「下野領と鷹場」の項があります。
この他、栃木県内の情報ではありませんが、調査の過程で以下の資料を確認しました。
・「鷹狩の道 埼玉県、岩槻・越谷・蕨・戸田・鴻巣」(『大日光 57号』(再掲)p84-89所収)
・大塚紀子/著「日本の鷹狩にみる伝統と変容」(『大日光 78号』(日光東照宮/編、発行 2008)p106-113所収)