レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/10/25
- 登録日時
- 2019/12/02 00:30
- 更新日時
- 2019/12/02 00:30
- 管理番号
- 6000017664
- 質問
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解決
北海道の洋画家・上野山清貢(息子は俳優ウエノヤマコウイチ)の父親が月形監獄の看守長をしていたらしいが、その父について書かれた資料を探している。
- 回答
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北海道の画家なので資料①を見るも、妻や子ども、孫の名前はあったが、父親の名前は載っていなかった。
次に、上野山清貢の画集等(②~⑤)を見てみると、年譜・おいたち・回想文などあり。父親の名前は「熊四郎」とわかる。
資料⑥より、明治37年に看守長の森熊四郎が賞与をもらったことが載っている。(名字が「森」なのは疑問だが、熊四郎という名前と明治36年に樺戸監獄に着任していることから、本人なのではないかと推測される。)
また、月形町のホームページ(⑦)に上野山清貢の人物誌があり、父親についての記載あり。
①『北海道人物・人材情報リスト 2019 第3巻』 日外アソシエーツ株式会社/編集(制作) 2018.9
p1657
②『上野山清貢展 北海道と近代洋画シリーズ 4』 北海道立美術館/編・出版 1971
p36-38 「回想の故郷」、年譜
③『樺戸監獄史話 囚人、石狩川をのぼり沿岸を開く』 寺本 界雄/著 月形村七十周年記念村史編纂委員会 1950.8
p212-216「回想の故郷」
④『上野山清貢展 道産子のロマン』 上野山 清貢/[画] 北海道立近代美術館 1981.5
p160- 年譜
⑤『上野山清貢画集』 上野山 貢三郎/編 北海道新聞社 1982
p98-100 おいたち
⑥『樺戸監獄 「行刑のまち」月形の歴史』 熊谷 正吉/著 月形ライオンズクラブ 2014.5
p116
⑦http://www.town.tsukigata.hokkaido.jp/5562.htm(2019.10.25最終閲覧)
「月形にちなむ偉人たち-1」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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『札幌の絵画 さっぽろ文庫 17』 札幌市教育委員会/編 札幌市 1981.6 (KR081.2/サ 0117892174)p116に上野山清貢の父親が月形監獄の看守長をしていたという記述を見つけた。
- NDC
- 参考資料
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- 北海道人物・人材情報リスト2019第3巻日外アソシエーツ株式会社/編集日外アソシエーツ(制作) (p1657)
- 上野山清貢展北海道立美術館/編北海道立美術館 (p36-38)
- 樺戸監獄史話寺本 界雄/著月形村七十周年記念村史編纂委員会 (p212-216)
- 上野山清貢展上野山 清貢/[画]北海道立近代美術館 (p160-)
- 上野山清貢画集上野山 貢三郎/編北海道新聞社 (p98-100)
- 樺戸監獄熊谷 正吉/著月形ライオンズクラブ (p116)
- キーワード
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- 上野山 清貢(ウエノヤマ キヨツグ)
- 月形町(ツキガタチョウ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土,人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000269486