レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年11月15日
- 登録日時
- 2019/11/15 10:15
- 更新日時
- 2019/11/20 13:07
- 管理番号
- C2019口頭1102
- 質問
-
解決
1990年代及び2000年代の日本におけるラジカセの売上高を基幹統計で調べたい。
- 回答
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国立国会図書館提供調べ方案内のページ「リサーチ・ナビ」の「製造業に関する統計」( https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-102151.php )では、工業製品に関する基幹統計として、経済産業省の「経済産業省生産動態統計調査」が紹介されています。
「ラジオ付きカセット」の販売金額は、「経済産業省生産動態統計調査」の『機械統計年報』に掲載されていましたので、インターネット情報1を紹介します。
インターネットの最終アクセス日は2019年10月29日です。
インターネット情報1
「経済産業省生産動態統計調査」(経済産業省)
( https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/seidou/ )
>過去の年報(長期時系列データ(年報掲載情報))
( https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/seidou/archives/index.html )
「経済産業省生産動態統計調査」の『機械統計年報』が、平成元(1989)年版から平成22(2010)年版まで掲載されています。
『機械統計年報』の平成14(2002)年版までは、 「ラジオ付カセット」の過去5年分の販売金額が掲載されています。例えば、平成元(1989)年版では、「第1部 生産動態統計」>「6.生産・出荷・在庫統計」>「34 民生用電子機械器具」に掲載されています。
ただし、平成15(2003)年以降は、調査品目の見直しが行われたため、「ラジオ付カセット」のみの販売金額は掲載されていません。
調査品目の見直しについては、『機械統計年報』の平成15(2003)年版 ( https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/seidou/archives/pdf/H15/kikai_H15.pdf )の「第2表 機械器具に関する生産動態統計調査の改正について」(p.8)で、「ラジオ付カセット」と「デジタルオーディオディスクプレーヤ」の一部が統合されて「ラジオ付CD・MDシステム(カセット付を含む)」へと定義・名称変更されたことが分かります。
また、『機械統計年報』の平成17(2005)年版 ( https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/seidou/archives/pdf/H17/kikai_H17.pdf )の「第2表 調査票の改正について」(p.10)で、「ラジオ付CD・MDシステム(カセット付を含む)」、「ステレオセット」と「デジタルオーディオディスクプレーヤ(ステレオセット用及び自動車用を除く)」が、「ホームオーディオ」へと統合・名称変更されたことが分かります。
なお、調査品目の変遷については、経済産業省生産動態統計 > 調査品目の変遷( https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/seidou/chosahinmoku_hensen.html )でも確認できます。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 通信工学.電気通信 (547 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- ラジカセ
- ラジオ付カセット
- 基幹統計
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 経済社会
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000265252