レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/10/17
- 登録日時
- 2019/10/28 00:30
- 更新日時
- 2019/11/02 18:50
- 管理番号
- R1001534
- 質問
-
解決
新幹線のぞみの台車亀裂問題(2018年3月1日/朝日新聞・1面)について知りたい。
(亀裂の入った部品のJIS規格など)
- 回答
-
以下URLを紹介
・RI2019-1鉄道重大インシデント調査報告書(運輸安全委員会) (http://www.mlit.go.jp/jtsb/railway/rep-inci/RI2019-1-1.pdf)
- 回答プロセス
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※新聞記事(新幹線のぞみ34号/2017年12月 台車に亀裂問題)の図をもとに、亀裂部分の部品(形鋼)のJIS規格を見たいとのこと。
長いパイプの様な部品だと思うとのこと。
1.JIS規格の確認
・『JISハンドブック JIS総目録 2』日本規格協会/編集/2019.1
→索引「形鋼」→一般構造用軽量形鋼...G3350[鉄Ⅱ,建Ⅰ]
・『JISハンドブック 鉄鋼2008-2』日本規格協会/編集/2008.1
→P136一般構造用軽量形鋼G3350
・『JISハンドブック 建築2013-1』日本規格協会/編集/2013.1
→P577一般構造用軽量形鋼G3350
質問者は部品名が「形鋼」だと思い、上記ハンドブックを見ていたが「形鋼」には掲載無し。
「平鋼(ヒラコウ)」「パイプ」と思いつくものを目録で探していたが該当部品がどれかわからなかったので、部品の名称を探ることにした。
2.Google検索‘形鋼’‘側ばり’‘台車枠’
→部品の名称が解るような記述なし
そこで質問者が持参された新聞記事(2018年3月1日/朝日新聞・1面)(https://database.asahi.com/index.shtml)の内容について詳しく探ることにした。
3.Google検索‘新幹線 台車 亀裂’
→運輸安全委員会が国土交通省に提出した報告書(RI2019-1鉄道重大インシデント調査報告書)がヒット
(http://www.mlit.go.jp/jtsb/railway/rep-inci/RI2019-1-1.pdf)
報告書に詳細な該当部分の図【P17図2側ばり(一部)の外観】あり。
部品の正確な形からJIS規格に掲載されている形に合うかもしれないとご覧いただいたところ、この様な専門的な図が見たかったとのこと。
今回本当に知りたかったのは亀裂問題の詳細と調査結果などであることが判明。
紹介した上記URLにて解決したので、調査終了。(JIS規格は不要)
- 事前調査事項
- NDC
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- 鉄道運輸 (686)
- 参考資料
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- JISハンドブック JIS総目録 2019 日本規格協会/編集 日本規格協会 2019.1 509.13 , ISBN 978-4-542-18700-9
- JISハンドブック 鉄鋼 2008-2 日本規格協会/編集 日本規格協会 2008.1 509.13 , ISBN 978-4-542-17578-5 (P136)
- JISハンドブック 建築 2013-1 日本規格協会/編集 日本規格協会 2013.1 509.13 , ISBN 978-4-542-18111-3 (P577)
- RI2019-1鉄道重大インシデント調査報告書(運輸安全委員会) http://www.mlit.go.jp/jtsb/railway/rep-inci/RI2019-1-1.pdf
- 朝日新聞記事データベース 聞蔵Ⅱ(2018年3月1日/1面) https://database.asahi.com/index.shtml
- キーワード
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- インシデント調査報告書
- 事故調査
- 鉄道事故
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000262952