レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年02月01日
- 登録日時
- 2018/03/02 15:55
- 更新日時
- 2018/03/22 17:39
- 管理番号
- C2018口頭0202
- 質問
-
解決
レアメタルはどのくらい希少な資源なのか。埋蔵量、生産量などの統計を見たい。
- 回答
-
産業情報ガイド「鉱業について調べるには」(https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-102492.php)を参考に、当館所蔵資料を調査したところ、レアメタルの埋蔵量や生産量などを掲載した下記資料を紹介します。【 】内は当館請求記号です。
資料1
新エネルギー・産業技術総合開発機構 編. 解説レアメタル. 日刊工業新聞社, 2016.2 【PD161-L6】
日本では、資源エネルギー庁所管の総合資源エネルギー調査会鉱業分科会が、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)、コバルト(Co)、マンガン(Mn)、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、バナジウム(V)、インジウム(In)、ガリウム(Ga)にレアアースなどを加えた31鉱種を「レアメタル」と指定しています。しかし「レアメタル」は日本特有の表現で、欧米では「Minor Metals」、「Critical Metals」、「Critical Materials」などと呼ばれ、その資源量は必ずしも少ないわけではありません。レアメタル供給のボトルネックとなっているのは、埋蔵量よりもむしろ、採掘・精錬の技術や環境破壊などであることが多いと指摘されています。
資料2
レアメタル備蓄データ集. 石油天然ガス・金属鉱物資源機構希少金属備蓄部, 2017.3 【DT621-L8】
各金属の国別埋蔵量、国別生産量、日本の輸入相手国、用途、各国の備蓄制度などを掲載しています。
資料3
レアメタル需給動向調査報告書. レアメタル備蓄検討委員会, 2017.3 【DL43-L43】
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構がレアメタルの需給動向などを毎年調査した結果で、調査対象鉱種の需給動向、日本にとっての供給リスクなどを掲載しています。
資料4
レアメタルハンドブック. 石油天然ガス・金属鉱物資源機構調査部金属資源調査課, 2016.12【PD2-L21】
各金属の物理的性質、用途、製造方法、生産者、需給動向、価格動向などを掲載しています。
資料5
工業レアメタル. アルム出版社, [1955]- 【Z17-296】
各金属の国際的な需給、日本の輸入量などを掲載しています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 非鉄金属 (565 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- レアメタル
- レアアース
- 希少金属
- 希土類
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 経済社会
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000231985