レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/10/31
- 登録日時
- 2017/11/27 00:30
- 更新日時
- 2024/03/29 00:32
- 提供館
- 金沢市図書館 (2310230)
- 管理番号
- 玉川-000582
- 質問
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解決
【漢詩の出典について】 「一方名月可中庭」という、漢詩の一節と思われる言葉の出典が知りたい。
- 回答
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『全訳 漢字海』(第3版)(113162018) p226によると、正しくは「一方明月可中庭」で、日本語訳は「一方では明月が庭の真ん中に対している」とある。
作者は劉禹錫で、この一節は劉禹錫の詩『金陵五題』のうち、「生公講堂」という題のものである。
なお、詩の全文は以下の通り。
「生公説法鬼神聴、身後空堂夜不?。高坐寂寥塵漠漠、一方明月可中庭。」
「品詞集」
【URL】http://www.poemjoy.com/show-157-2717-1.html
「全唐詩検索系統」によると、「金陵五題:生公講堂」は「全唐詩」巻365に収録されている。
【URL】http://cls.lib.ntu.edu.tw/tang/tangats/Tang_ATS2012/SrchMain.aspx
「漢籍リポジトリ」によると、「欽定四庫全書」の「詩林廣記 巻四」にも収録されている。
【URL】https://www.kanripo.org/text/KR4i0045/004
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 文学 (9 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000225496