レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2016/07/29 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:38
- 管理番号
- M16060313280086
- 質問
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色覚異常には、色覚タイプが何種類かあるらしい。色覚タイプ別の色の見え方がわかる本を探している。
- 回答
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『色のユニバーサルデザイン』には、色覚異常のタイプとして、「P型(1型色覚=Protan)」、「D型(2型色覚=Deutan)、T型(3食色覚=Tritan)の三つが紹介されている。いずれも、「図4-2:色覚特性のタイプ」と「色覚異常の呼び方の比較」というコラム内に詳しく説明されている。また、第7章には、「色弱者が見づらい例と改善例」として色覚タイプ別の見え方がカラーで多数紹介されている。
『色弱が世界を変える』には、色覚タイプは、P型「Protanope」、D型「Dueteranope」、C型「Common」、T型、A型があり、P型、D型、C型の三つが代表的な色覚タイプであると記載されている。なお、色覚タイプの呼び方は、CUDO(カラーユニバーサルデザイン機構)が提唱する表現と記載されている。また、本書内には、日用品などの実際の見え方が、色覚タイプ別にカラーで紹介されている。
『知られざれる色覚異常の真実』には、色覚異常の種類に関して、「L錐体、M錐体、S錐体の3種の錐体細胞が正常に機能しないことで引き起こされるのが、先天色覚異常です。」とあり、L錐体(赤)の識別ができない場合には1型2色覚、M(緑)の識別ができない場合には2型2色覚というように色覚異常の種類が図表でまとめられている。また、本書内には、信号や標識、クレヨンの実際の見え方が、色覚タイプ別にカラーで紹介されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 眼科学.耳鼻咽喉科学 (496 9版)
- 参考資料
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日本色彩研究所『色のユニバーサルデザイン』 グラフィック社,2012,111p. 参照はp.33,38,58-87.
伊賀公一『色弱が世界を変える』 太田出版,2011,291p. 参照はp.002-011.
市川一夫『知られざる色覚異常の真実』 幻冬舎,2015,130p. 参照はp.22-23,52-53,61,63.
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日本色彩研究所『色のユニバーサルデザイン』 グラフィック社,2012,111p. 参照はp.33,38,58-87.
- キーワード
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- 色覚異常
- 色弱
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2016060313255580086
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000195354