レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年10月03日
- 登録日時
- 2016/03/31 18:35
- 更新日時
- 2016/03/31 18:35
- 管理番号
- tr435
- 質問
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解決
栃木県宇都宮市等を流れる姿川の名前の由来を知りたい。
- 回答
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・『姿川大観』(安野青花/著 下野文化出版社 1955)
p.1に「姿川村の誕生由来」があります。この項に次の記述があります。
「「姿川の名前の由来」については、これ亦確固とした証拠がないが、伝承する所によると現在姿川の中央を流れている姿川本流の水源は城山村で兜川と鐙川とが合流し一川となつたことからしてその下流を一体の姿に擬して「姿川」と称した」
「大谷観音寺の縁起には弘法大師同寺に日本稀有の名石仏を彫択した際、境内の側を流れている川に姿が撮つたと言うことから「姿の川」‐「姿川」と名附けられるに至つた」
・『日本歴史地名大系 9』(平凡社 1988)
姿川の項があり、「かつて川面に弘法大師の影が映ったことから生じた名という。」とあります。(p.552)
・『角川日本地名大辞典 9』(「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編 角川書店 1984)
姿川の項があり、「口承では、かつて川面に弘法大師の影が映ったことから、姿川の名が出たともいう。」とあります。(p.513)
・『栃木県町村合併誌 第四巻』(栃木県 1957)
地名の姿川に関する記述があります。(p.282)
・『栃木県の地名の故事来歴 1』(稲川彰一/編 楔の会 1980)
姿川の項があり、由来についての記述があります。(p.15)地名の由来に関しては『栃木県町村合併誌 第四巻』(前掲)p.282から引用されています。
・『栃木県の地名の故事来歴 2』(稲川彰一/編 増補 竹林書室 1982)
『栃木県の地名の故事来歴 1』(前掲)と同じ内容が記述されています。(p.16)
・『下野国誌 校訂増補』(河野守弘/著,佐藤行哉/校訂 下野新聞社 1989)
p.123-124に姿川の由来について記述があります。
・『栃木縣史 第1巻(地理編)』(田代善吉/著 臨川書店 1972)
※下野史談会昭和8年刊の複製資料です。
p.328-330に「第十四章 姿川」があります。
河川名の由来については『下野国誌 校訂増補』(前掲)の引用が記されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本 (291)
- 参考資料
- キーワード
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- 栃木県
- 姿川
- 河川
- 由来
- 語源
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000190562