レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/11/02
- 登録日時
- 2015/12/26 00:30
- 更新日時
- 2015/12/26 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-150055
- 質問
-
解決
福岡県では,江戸時代の1700年初頭あたりから既に現在の「国民健康保険制度」に「類似」した制度があったようです。そのことについて書かれた資料はありますか。
- 回答
-
下記資料に,福岡県に江戸時代から続く「定礼(じょうれい)」という制度について記載がありました。
なお,【 】は当館請求記号です。
資料1 島崎謙治『日本の医療』東京大学出版会, 2011【498.13/114】
p.45「Box1-1 定礼の「発見」」の項
「(前略)その過程で「発見」されたのが,福岡県の宗像郡(現在の福間町など)に江戸時代から続く「定礼(じょうれい)」と呼ばれる制度である。これは,住民が米(組合費)を拠出し医師を雇い上げる制度である(後略)」
なお,同ページに定礼に関する文献が紹介されていました。
資料2 立川昭二『明治医事往来』新潮社, 1986【490.2/タ2】
pp.144-150「定礼医」の項
資料3 石上英一[ほか] 企画編集委員『日本の時代史 24』吉川弘文館, 2004【210.1/026/24】
p.262 「医療費と診療費」の項
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 社会保障 (364 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 健康保険
- 歴史
- 江戸時代
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000186448