レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2015/10/29 19:49
- 更新日時
- 2016/04/09 10:51
- 管理番号
- 東浦和-1-00008
- 質問
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解決
①黄梅泉(朝鮮の学者1855-1910、本名:黄玹)の詩「絶命詩」の日本語訳詩が見たい
②金冠植(朝鮮の詩人)の詩の日本語訳詩が見たい
①については日韓併合に抗議して自殺した時の詩であるとのこと
- 回答
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①については『梅泉野録』黄玹、国書刊行会、1990 と、『朝鮮の抵抗文学 冬の時代の証言』宋 敏鎬、柘植書房、1977 を提供
②については『現代韓国文学選集 5 (詩集) 』冬樹社、1976 を提供
- 回答プロセス
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自館資料、埼玉県内公共図書館横断検索、国立国会図書館サーチで、
「黄梅泉」「梅泉」「絶命詩」「黄玹」「金冠植」をキーワードとして検索。
1、『梅泉野録』黄玹、国書刊行会、1990 県立熊谷図書館所蔵
p668「黄玹遺詩」→1910年8月3日阿片を仰いでこと切れた際の遺詩四首、日本語訳あり
p736 1910年8月、日本帝国主義が朝鮮を植民地にした際、黄玹は『梅泉野録』末尾に見られる四首の遺詩を書きおいて、阿片を飲んで自決したとの記載あり
2、『朝鮮人物事典』木村 誠/編集、大和書房、1995.5 に「黄玹」の日本語読みは「こうげん」とあり
3、『韓国・歴史と詩の旅』金 思燁、明石書店。2000.12 には記載なし
4、『現代韓国文学選集 5 (詩集) 』冬樹社、1976 のp373-276に金冠植の詩あり
5、『朝鮮の抵抗文学 冬の時代の証言』宋 敏鎬、柘植書房、1977 のp248に「黄梅泉絶命詩」あり(日本語訳あり)
1、4、5を提供
- 事前調査事項
- NDC
-
- その他の東洋文学 (929 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 梅泉野録
- 黄玹
- 黄梅泉
- 金冠植
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000183059