レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年04月10日
- 登録日時
- 2014/09/20 17:29
- 更新日時
- 2014/10/01 17:53
- 管理番号
- 岩手-197
- 質問
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解決
ハナイズミモリウシと金森遺跡について記載のある資料はあるか。
- 回答
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ハナイズミモリウシとは『ふるさと花泉』の「金森に獣がいたころ」の項で、次のように紹介されている。
《(金森獣骨遺跡の)発掘は昭和29年にかけて3回にわたっておこなわれ、またもおびただしい獣骨が発見された。その中に野牛類の先祖とみられる獣の前頭骨で、のちに「ハナイズミモリウシ」と名づけられるものがあった。この名前は発見者の佐々木盛輔さんの“モリ”と地名を組み合わせたものである。》
紹介した資料は下記の通り。
『ふるさと花泉』
⇒p5~6「金森に獣がいた頃」
『野牛とその時代』
⇒p11~26「野牛を追う狩人たち」
⇒p38「花泉(金森)遺跡」
『花泉遺跡』
⇒p70~72「獣骨化石包含層について」
⇒P124~130「ウシ科獣類化石」
『花泉の歴史』
⇒p1「旧石器時代」の項に、金森地区から獣骨が多数出土していること。獣類はもともとシベリアや南方大陸系の動物なので、かつて日本がアジア大陸と地続きだったことを示すものという、記述がある。
- 回答プロセス
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・210~ 遺跡関連資料、地域史資料をブラウジング。
- 事前調査事項
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『太陽』『太古の花泉』『花泉町史(通史)』『花泉町史(資料)』
- NDC
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- 歴史 (200 9版)
- 東北地方 (212 9版)
- 参考資料
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- 『ふるさと花泉』高橋 竜夫∥著 一関プリント社∥出版 1978年 (http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I036178352-00)
- 『野牛とその時代』岩手県立博物館∥編 岩手県文化財振興事業団∥出版 1996年 (http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002569569-00)
- 『花泉遺跡』花泉遺跡発掘調査団∥編・出版 1993年 (http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002326592-00)
- 『花泉の歴史』花泉社会科研究会∥編・出版 1974年 (http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I036178355-00)
- キーワード
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- ハナイズミモリウシ
- 花泉
- 金森
- 遺跡
- 化石
- 野牛
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000160091