レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年07月25日
- 登録日時
- 2014/03/22 15:56
- 更新日時
- 2014/03/29 07:59
- 管理番号
- 0000107215
- 質問
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未解決
山口県内で初めて設置された信号機の写真がないか。
- 回答
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山口県内で信号機が最初に設置されたのは、下記資料1および昭和60年3月1日の『山口新聞』記事「交通信号機30年」によると、昭和30年3月1日、下関市竹崎町である。
(この新聞記事には、昭和60年当時と思われる写真「県下で最初に信号機が設置された下関駅西口交差点」は掲載されている。)
これに基づき、次のとおり昭和30年3月1日前後の新聞記事を確認するが、関連記事及び写真は見つからなかった。
・『朝日新聞』『毎日新聞』の山口版および『防長新聞』 昭和30年2月25日~3月5日
・『西日本新聞』 3月1日~5日
・『中国新聞』 3月中の記事を通覧(資料2には設置時期が「昭和30年3月」とあり、日付までの記載がなかったため)
なお、県内で最初に設置された信号、という写真ではないが、資料3に昭和30年代の下関の唐戸交差点、昭和35年頃の下関駅前の遠景写真があり、風景の一部として信号機が写っている。
- 回答プロセス
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1.過去に調査したレファレンス記録により、山口県内で最初に設置された信号機は「昭和30年3月1日、下関市竹崎町」と判明。(出典:昭和60年3月1日の山口新聞記事「交通信号機30年」及び資料1)
資料2には「昭和30年3月」とあり、日付までは記載がない。
資料1、2とも信号機の写真は掲載がない。
2.日付が判明したため、所蔵新聞の山口版及び防長新聞の記事を確認するが、関連記事は見つからなかった。
3.『下関市史』(終戦ー現在)や写真集(『目で見る下関・豊浦の100年』『写真集明治大正昭和下関』)で交通や町並みに関する箇所を確認。資料3に昭和30年代の唐戸交差点、昭和35年頃の下関駅前の遠景写真があり、風景の一部として信号機が写っている。
- 事前調査事項
- NDC
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- 交通史.事情 (682 9版)
- 参考資料
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- 1 山口県警察史 下巻 山口県警察史編さん委員会∥編 山口県警察本部 1982.3 Y317/K 8 p1220
- 2 山口県の交通小史 山口県警察本部交通部∥[編] 山口県警察本部 1996.08 Y681/M 6 p9
- 3 下関市史 別巻(写真集) 下関市市史編修委員会∥編修 下関市 1995.03 Y267/L 3 p67-68
- キーワード
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- 信号機
- シンゴウキ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000151107