レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年03月22日
- 登録日時
- 2013/12/08 11:11
- 更新日時
- 2013/12/08 11:11
- 管理番号
- tr289
- 質問
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解決
江戸時代、栃木県で村民の救済に尽くしたという「石井包孝(いしいかねたか)」について知りたい。併せて、包孝神社の石碑文が掲載された資料もあれば閲覧したい。
- 回答
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先に、「包孝神社の石碑文」が掲載されている資料をご紹介します。
・『郷土を救った人びと 義人を祀る神社』(神社新報社/編 神社新報社 1981)
※当館作成の複製資料
p86に「社殿の右側には弘化四年建立の「包孝祠創建之碑」が建ってゐる」とあります。この名称の碑文を調査したところ、以下の資料が確認できました。
・『石井包孝翁の事蹟 全』(本間幸造/著 本間幸造 1968)
p28-35に、「包孝祠碑記」及び「包孝祠創建之碑(読解)」の掲載がありました。
その他、「石井包孝」について記載がある資料を、以下にいくつかご紹介します。
・『全国の伝承江戸時代人づくり風土記 聞き書きによる知恵シリーズ 9』
(加藤秀俊/〔ほか〕編纂 農山漁村文化協会 1989)
「石井包孝-助郷で苦しむ村民の救済に尽力(安蘇)」は、p321-327に記載があります。
・『石井包孝翁の事蹟 全』(本間幸造/著 本間幸造 1968)
石井包孝の評伝のほか、関連史料(翻刻)や年表などがまとめられています。
・『栃木県歴史人物事典』(栃木県歴史人物事典編纂委員会/編集 下野新聞社 1995)
p52-53「石井五右衛門」の項に、生没年や略歴の記載があります。
・『郷土歴史人物事典 栃木』(柏村祐司/編著 尾島利雄/編著 第一法規出版 1977)
p46-47に生没年や略歴の記載があります。
・『包孝事蹟参考書 第1~18』(出版者、発行年不明)
系譜その他の史料をまとめた、手書き資料です。
・『石井五右衛門包孝事蹟抜萃』(大愚狂人/写、発行 1910)
※「大愚狂人」とは、栃木の郷土史家、関口琢磨(1870~1936)氏のことです。
関連史料の写しなど、手書きの原稿資料です。
・須藤清市/著「石井包孝の仁慈」
(『下野史学 18号』(下野史学会/編、発行 1963)所収)p30-36
「包孝翁の生い立ち」と「窮民の救恤」から成ります。
・秋元黙堂/著「竹垣代官 石井包孝」
(『下野史談 第7巻第1号』(田代黒瀧/編 下野史談会 1930)所収)p26-28
石井包孝の事跡の簡単な記述です。
・『大志に生きる 郷土にちなむ十五偉人 1』(栃木県連合教育会/編 栃木県連合教育会 1953)
p69-91に、物語仕立ての評伝と年譜が掲載されています。
・『下野の豪農石井家の研究』(高崎寿/著 ぎょうせい 1989)
石井包孝の一族、石井家についての研究書です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 神社.神職 (175 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 石井包孝
- 包孝神社
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000141648