レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/03/26
- 登録日時
- 2012/03/28 02:00
- 更新日時
- 2012/03/28 02:00
- 管理番号
- 1000000598
- 質問
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解決
戦後、糸満の女性が漁師20~40名引き連れてシンガポールへ渡り、そこで成功したという話についての資料を探している。
- 回答
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「糸満 女性 シンガポール」という言葉から文献を検索した結果、質問に該当するのは「照屋 敏子」という女性だと思われる。
照屋 敏子の生い立ちや人柄および事業活動などがわかる下記の資料を提供する。
『沖縄独立を夢見た伝説の女傑 照屋敏子』(高木 凛、小学館、2007年)
マライ(現在のマレーシアおよびシンガポール)で事業「春光水産」を興したことが記述されている。またシンガポ-ルから帰沖した後、「クロコデ―ルストア」という店をはじめとして各業界で事業を展開していったことが述べられている。
『時代を彩った女たち』(琉球新報社、ニライ社、1996年)
p253-258 「照屋敏子」の項がある。
『戦後50年おきなわ女性のあゆみ』(「戦後50年おきなわ女性のあゆみ」編集委員会、沖縄県、1996年)
p254-255 「照屋敏子」の項がある。
『沖縄女性史』(宮城 栄昌、沖縄タイムス社、1967年)
p335 「糸満女性の活躍」の項に照屋敏子について記述がある。
『沖縄経済を担う人々』(琉球新報社 編・刊、1962年)
p25-26 「照屋敏子(旧姓玉城)」の項に「1915年生、糸満出身、南洋実業専門学校卒、20歳で結婚。終戦後、32歳で漁業団長、沖の島水産社長、1957年南方出漁、現在南方貿易に従事」とある。
以下は雑誌と新聞切り抜きの資料である。
『国際おきなわ 第3巻第1号(通巻5号)』(沖縄県国際交流財団、1984年)
p26-27 「東南アジアで水産・貿易事業」の項がある。
『青い海 第7巻第6号(通巻64号)』(青い海出版社 編・刊、1977年)
p87-89 「母なる海に生きて」の項がある。
『琉球の資源と産業 新聞切抜』(天野 鉄夫)
照屋敏子に関する記事が掲載されている。
4 【61】「エビとメロンで経済復興」(日本経済新聞、1981年4月10日)
9 【51】「照屋敏子さん死去」(沖縄タイムス、1984年4月3日)
【52】「照屋敏子さんを悼む」(琉球新報、1984年4月8日)
【53】「照屋敏子さんの死を悼む」(沖縄タイムス、1984年4月11日)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 1 沖縄独立を夢見た伝説の女傑照屋敏子 高木/凛∥著 小学館 2007.12 K289/TE79 全頁
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2 時代を彩った女たち 琉球新報社∥編 ニライ社 1996.9 K367/R98 p253-258 -
3 戦後50年おきなわ女性のあゆみ 「戦後50年おきなわ女性のあゆみ」編集委員会∥編集 沖縄県 1996.3 K367/SE64 p254-255 -
4 沖縄女性史 宮城 栄昌∥著 沖縄タイムス社 1967.12 K367/MI73 p335 -
5 沖縄経済を担う人々 琉球新報社∥編 琉球新報社 1962.4 K28/R98 p25-26 -
6 国際おきなわ 第3巻第1号(通巻5号) 沖縄県国際交流財団∥編 沖縄県国際交流財団 1984.3 K317/O52/5 p26-27 -
7 青い海 第7巻第6号(通巻64号) 青い海出版社∥[編] 津野 創一∥編 青い海出版社 1977.6 K05/A52/64 p87-89 -
8 琉球の資源と産業 三~五(昭和四四年~昭和四七年) 天野 鉄夫∥作成 沖縄県立図書館 2001.3 K07/A43/2 -
9 琉球の資源と産業 新聞切抜 9 天野 鉄夫∥作成 沖縄県立図書館 AK07/R98/9
- キーワード
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- 「女山田長政」 「女次郎長」
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000104262