レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/09/30
- 登録日時
- 2012/03/03 02:04
- 更新日時
- 2013/03/11 00:30
- 管理番号
- 滋2011-1537
- 質問
-
解決
百済寺紺紙金泥(こんしこんでい)妙法蓮華経入黒漆蒔絵函の概要を知りたい。
- 回答
-
百済寺は東近江市百済寺町にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「縦35.5cm、横16.4cmの経函は、木製の厚手の素地に黒漆をかけた比較的高さのある被せ蓋造の優品である。その蓋には、黒漆の表面に2列3個、側面左右に各3個の輪宝を金蒔絵でかざっている。身の底の部分には高さ1.5cmの脚を四方に付ける。蓋裏には金泥で「応永十六年己丑二月十七日」の銘があり、1409年(応永16)という制作年代を明確にしている。また蓋表には同じく金泥で「紺紙金泥法華経」と書かれているように、経函には金紙に金泥で書写された法華経8巻、無量寿経、観普賢経の10巻がおさめられている。重要文化財。(木村至宏)」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 漆工芸 (752 8版)
- 参考資料
-
- 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.608-609
-
2 近江文化財全集 下巻 近江史跡会∥編集 近江史跡会 1974年 SB-7000-2
- キーワード
-
- 百済寺
- 重要文化財
- 経箱
- 工芸品
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000102910