レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/03/29
- 登録日時
- 2011/04/23 02:00
- 更新日時
- 2011/05/23 14:03
- 管理番号
- 1000000277
- 質問
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解決
鳥の「鵜(ウ)」のことを沖縄で「アタック」と呼んでいたというのは本当か。
- 回答
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方言に関する資料を調査。
『沖縄語辞典』(大蔵省印刷局、2001年)には該当語句なし。
『琉球語辞典』(半田 一郎、大学書林、1999年)
p37 発音記号▽ataku「アタク」は「青蛙」の意とある。
『石垣方言辞典 本文編』(宮城 信勇、沖縄タイムス社、2003年)
p37 「アタグ」は「海鵜」の意とある。
『石垣方言語彙一覧』(宮城 信勇、大阪学院大学情報学部、2002年)
p33に海鵜(ウミウ)の音声記号あり。「アタグ」と読める。
『八重山語彙』(宮良 當壯、東洋文庫、1930年)
甲篇p9 「アタク」は「う、しまつどり(小濱)」の意とある。「宮古島にては、アタフと云ふ」との記述あり。また、同義語として石垣・西表・與那国の「アタグ」、鳩間の「アダク」も掲載されている。
『精選 八重山古典民謡集 2』(當山 善堂、ティガネシア、2009年)
p148~155 「まるま盆山節」三番の歌詞に「海鵜(あたぐ)」が出てくる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 1 沖縄語辞典 国立国語研究所∥編 大蔵省印刷局 2001.3 K80/KO49/
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2 琉球語辞典 半田 一郎∥編著 大学書林 1999.11 K80/H29/ 37 -
3 石垣方言辞典 本文編 宮城 信勇∥著 沖縄タイムス社 2003.9 K85/MI73/1 37 -
4 石垣方言語彙一覧 宮城 信勇∥編 大阪学院大学情報学部 2002.11 K85/MI73/ 33 -
5 八重山語彙 宮良 當壯∥著 東洋文庫 1930(昭和5).11 K85/MI79/ 甲篇9 -
6 精選 八重山古典民謡集 2 當山 善堂∥制作・編著 ティガネシア 2009.11 K76/TO79/2 149、154
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000085401