レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008年03月06日
- 登録日時
- 2008/03/06 13:35
- 更新日時
- 2018/09/27 16:27
- 管理番号
- 8312
- 質問
-
解決
高松城西側にあった堀の埋め立ての変遷について記された資料はあるか。
- 回答
-
高松城西側にあった堀の埋め立ての変遷について調査したところ、
次の所蔵資料に記述があった。
1 「重要文化財高松城旧東之丸艮櫓移築修理工事報告書」(高松市 1967年発行)
この報告書の、「堀・海の埋立と周辺部の変遷」(13~14頁)には、
堀の埋め立てられた時期や整地後の用途などについて記されている。
2 「高松百年史 上巻」(高松百年史編集室/編 高松市 1988年発行)
高松築港第一次工事(202~205頁)、高松港の第二次~第四次拡張工事(205~212頁)
には、高松港の拡張や周辺整備にともなって埋め立てられた堀の状況についても記されている。
なお、香川県高松港管理事務所のホームページで公開されている「高松港の歴史-明治の残照-」
では、現在の高松港周辺の各地域が、高松港の拡張にともない大幅に改変される以前のどの場所に
位置しているかが解説されている。
〔「高松港の歴史-明治の残照-」(香川県高松港管理事務所)URL(2008.3.6確認)〕
http://www.pref.kagawa.jp/takamatsuko/i-00-top.htm
※高松市図書館レファレンス事例に次のものあり。
「高松城のお堀の埋め立てについて(2008年03月03日)」
- 回答プロセス
-
まず、「香川県史」、「新修高松市市」、「高松百年史」などを調査したところ、
「高松百年史 上巻」に、高松港の築港・拡張に関連して堀の埋め立てに関する記述があった。
次に、高松城の文化財修理工事報告書や周辺地域の埋蔵文化財発掘調査報告書に
調査範囲を拡げたところ、「重要文化財高松城旧東之丸艮櫓移築修理工事報告書」に
「堀・海の埋立と周辺部の変遷」と題する節を見つけた。
調査した資料では、この記述が最も詳細であった。
また、最近、高松港頭地区(サンポート高松)周辺の再開発にともない、発掘調査などさまざまな
研究発表が行われていることから、インターネットGoogleで関連するキーワードの検索したところ
香川県高松港管理事務所のホームページで公開されている「高松港の歴史-明治の残照-」を
見つけた。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 四国地方 (218 8版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 高松城の堀
- 香川県
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000042288