レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005年06月01日
- 登録日時
- 2005/06/08 10:56
- 更新日時
- 2021/10/16 12:12
- 管理番号
- edo2005-06
- 質問
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解決
江戸時代の水車について知りたい。
- 回答
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『立川の歴史と風土 第3集 立川の水車をさぐる』(立川市教育委員会,1999年,C3669/2136/19-3)によりますと、水車は昭和17年(1942)には日本全国で7万8000台もあったそうです。現在では稼働している水車を目にすることは殆どなくなりましたが、水車研究の本はいくつか出版されています。
江戸時代の水車の規模や情況がわかるものに『江戸名所水車案内』(前田清志著,クオリ,1990年,2913/703/90)があります。小冊子ながら当時の文献と現在の様子を対比している興味深い本です。また、地域は限定されますが「水車に見る用途の移り変わり-砂川用水を中心に-」(小坂克信著,『多摩地域史研究会第10回大会 埋もれた多摩の産業遺産』所収,2000年,6021/31/000)『三鷹の水車の歴史』(小坂克信著,三鷹市教育委員会,2003年,C3661/3839/2)『武蔵野と水車屋 江戸近郊製粉事情』(伊藤好一著,クオリ,1984年,2136/354/84)は挿図や表も多く、水車の構造や用途、分布、歴史的変遷が書かれています。時代や地域にとらわれず、水車全般のことは『水車の技術史』(出水力著,思閣出版,1988年,5343/2/88)が参考になるでしょう。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 農業工学 (614 9版)
- 流体機械.流体工学 (534 9版)
- 産業史.事情.物産誌 (602 9版)
- 参考資料
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- 『立川の歴史と風土 第3集 立川の水車をさぐる』(立川市教育委員会,1999年,C3669/2136/19-3)
- 『江戸名所水車案内』(前田清志著,クオリ,1990年,2913/703/90)
- 「水車に見る用途の移り変わり-砂川用水を中心に-」(小坂克信著,『多摩地域史研究会第10回大会 埋もれた多摩の産業遺産』所収,2000年,6021/31/000)
- 『三鷹の水車の歴史』(小坂克信著,三鷹市教育委員会,2003年,C3661/3839/2)
- 『武蔵野と水車屋 江戸近郊製粉事情』(伊藤好一著,クオリ,1984年,2136/354/84)
- 『水車の技術史』(出水力著,思閣出版,1988年,5343/2/88)
- キーワード
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- 水車
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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みたか水車博物館(三鷹市) http://www.city.mitaka.tokyo.jp/suisya/ (2014/4/1確認)
深大寺水車館(調布市) http://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1176118977628/ (2016/8/26確認)
埼玉県立川の博物館 http://www.river-museum.jp/ (2016/8/26確認)
水車資料館(滋賀県) http://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/1013 (2016/8/26確認)
葛飾北斎「富嶽三十六景 穏田の水車」(江戸東京博物館収蔵品検索) https://www.edohakuarchives.jp/detail-8979.html
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000022012