レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2004/10/09
- 登録日時
- 2005/02/23 02:11
- 更新日時
- 2007/02/18 11:54
- 管理番号
- 都立図事-2004003499
- 質問
-
各区立中央図書館の職員数に占める司書数・嘱託数、及び図書館システムの価格と満足度(職員の)を知りたい。それに関する資料はないか。
- 回答
-
1. 職員数に占める司書数
資料1:「図書館の規模」の項目に「職員数」がまとめられており、
(1)館長の司書資格の有無
(2)一般職員
(3)司書・司書補
(4)非常勤(司書資格所有者は内数表示)
(5)臨時
の数が出ている。
資料2:「統計編」の項目として「職員数」があり、各図書館職員の
(1)専任計(兼任計)
(2)うち司書・司書補(兼任)
(3)非常勤・臨時
の数が出ている。
都内区立図書館については、p.176-185「特別区の図書館」に掲載されている。
また、参考資料として以下を紹介。
資料3:全国を対象とし、その職名をどう呼んでいるか、雇用の根拠法令、業務内容、勤務形態などについて調査している。
資料4:都内公立図書館を調査対象とし、その採用条件、名称、労働時間、業務内容などを調査している。
2. 図書館システムの価格
資料5:調査対象は全国で、県立、特別区立、市立、私立の各図書館に及ぶ。システムの年間経費として、経費総額と1システム平均の経費が示されている。
3. 図書館システムの満足度
資料5:図書館システムの評価の項目がある。
調査対象は上記に同じで、検索機能、OPAC、統計処理、帳票、処理速度、安定性、メンテナンス性、サポートの8項目から「よい」から「わるい」までの5段階評価の採点法で、評価が行われている。
参考までにインターネット上で公開されている雑誌記事検索のサイトも紹介。
図書館関係の記事情報を得るには、次のものがある。
・[NDL-OPAC 雑誌記事索引]
・図書館情報学文献目録(URL http://pinakes.soc.toyo.ac.jp/biblis/)
以下は参考例として、[NDL-OPAC 雑誌記事索引]を、論題名に<図書館×システム×評価>で検索した結果(抜粋)。
・資料6 特集=図書館の統計と評価 大学図書館の事例あり。
・資料7 特集=図書館システムと評価 現在の図書館システムの分析と評価視点を簡潔に論じる。
・資料8 p.8-77に17社の図書館システム・パッケージ調査・一覧表がある。 ただし、価格の情報が掲載されているのは一部のシステムのみ。
この他にもさまざまなキーワードが想定されるので、質問者自身でこれらの索引・目録を調査するよう勧める。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 図書館経営・管理 (013 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】 東京都公立図書館調査 平成15年度 / 東京都公立図書館長協議会 , 20031001 D/016.2/179/2003
- 【資料2】 日本の図書館 2003 / 日本図書館協会 , 20040303 R/010.3/9/2003
- 【資料3】 職員についての調査報告書 : 非常勤・派遣等職員に関する予備調査 / 日本図書館協会図書館調査委員会∥編集 / 日本図書館協会 , 2001.3 D/013.1/5007/2001
- 【資料4】 「図書館職員の構成と職務内容に関する調査」報告 : 1994年10月調査 / 東京都公立図書館貸出研究会∥編集 / 東京都公立図書館貸出研究会 , 1996.3 D/0131/3011/96
- 【資料5】 公共図書館のコンピュータ利用調査報告書 1999年度 / 日本図書館協会情報管理委員会∥編集 / 日本図書館協会 , 2000.3 D/013.8/5002/2000
- 【資料6】 情報の科学と技術 51巻6号 2001年 / 情報科学技術協会 , 20010601 /シヨウホウノカカクト
- 【資料7】 情報の科学と技術 52巻9号 2002年9月 / 情報科学技術協会 , 20020901 /シヨウホウノカカクト
- 【資料8】 専門図書館 1995年5号通巻157号 1996.2 / 専門図書館協議会 , 19960225 /センモントシヨカン
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000020481