レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 1998/02/15
- 登録日時
- 2005/02/11 02:22
- 更新日時
- 2008/03/07 11:04
- 管理番号
- 埼川-1997-130
- 質問
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解決
オニバスが救荒本草として18世紀半ば(1750~1800頃)使われていたという記述を見たい。
- 回答
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以下の資料に該当する記述を確認できた。本草学あるいは博物学の基礎資料としては、『大和本草』『本草綱目啓蒙』。飢饉関係書としては、『日本近世飢饉志』『非常食糧の研究』。特に『本草綱目啓蒙』には〈実〉(みずぶき、オニバス)の項があり、詳しく記されている。
- 回答プロセス
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『博物学の時代』『飢饉日本史』の参考文献、および「日本における救荒書の成立とその淵源」(『東アジアの本草と博物学の世界 上』所収)、「特集関係文献解説」(『江戸時代の飢饉』所収)に記されていた資料を中心にあたってみた。
『物類品隲』『植学啓原』『飢饉の歴史』『日本凶荒史考』『日本博物学史』『北村四郎選集 2 本草の植物』『江戸諸国産物帳』『近世科学思想 上』『日本震災と饉攷』には該当する記述なし。
『廣文庫 18』には〈みずぶき〉(オニバス)の項目はあったが、質問の内容には該当するものではなかった。
以下の資料に該当する記述を確認できた。本草学あるいは博物学の基礎資料としては、『大和本草』『本草綱目啓蒙』。飢饉関係書としては、『日本近世飢饉志』『非常食糧の研究』。特に『本草綱目啓蒙』は〈実〉(みずぶき、オニバス)の項があり、詳述あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 被子植物 (479 9版)
- 薬学 (499 9版)
- 農業経済・行政・経営 (611 9版)
- 参考資料
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- 『大和本草』
- 『本草綱目啓蒙』
- 『日本近世飢饉志』
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『非常食糧の研究』
- キーワード
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- はす
- 救荒
- 本草学
- 植物誌
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000015829