・ 「作りすぎ」が日本の農業をダメにする 川島博之/著 日本経済新聞出版社 2011.8
日販マーク内容紹介:農業問題が解決できないのは、「世界で食料が余っている」という事実から目を背けているからだ。真の問題は食料価格が安くなり、農家が儲けられなくなったことにある。自由化問題も含めた議論に一石を投じる書。
・ランドラッシュ 激化する世界農地争奪戦 NHK食料危機取材班/著 新潮社 2010.10
日販マーク内容紹介:将来の食料不足に備え各国がランドラッシュを繰り広げる中で、日本はこの現実にどう向き合おうとしているのか。「食料問題」という観点から人類の未来を検証する。「NHKスペシャル」新情報を加え書籍化。
・食料を読む 日経文庫 鈴木宣弘/著 日本経済新聞出版社 2010.5
日販マーク内容紹介:経済、資源・エネルギー、環境、自給率や安全性など、様々な要素が複雑に絡み合う現代の食料問題を総合的に解説。価格高騰はなぜおきるか、需給は逼迫するのかなど、食を取り巻く様々な現状と未来を考える。
・食糧が危ない 安全で豊かな食生活を考える ウェイン・ロバーツ/著 青土社 2009.10
日販マーク内容紹介:食の伝統と慣習の問題は拡大し、格差増長に走る。地産地消、脱農薬、スローフード、環境問題、フェア・トレードなど食の多彩な局面から、「本当の」美味しい食べ物の生産そして消費は如何にあるべきかを提言する。
・日本の食料戦略と商社 美甘哲秀/編著 東洋経済新報社 2009.9
日販マーク内容紹介:グローバル調達の時代、“食の安定供給”は商社が導く。食料価格の高騰要因から、将来の食糧需給についての方向性、海外調達力の強化など、食をめぐる論点を整理し、商社の食料ビジネスを具体的に紹介する。
・おいしいコーヒーの経済論 「キリマンジャロ」の苦い現実 辻村英之/著 太田出版 2009.6
日販マーク内容紹介:コーヒーをめぐる情報をよく知ればその味わいがもっと深くなる。コーヒーの価格形成システム、生産地の様子、南北問題、農業問題、フェア・トレードなどを解説。コーヒー経済研究の第一人者による画期的な業績。
・飢餓国家ニッポン 食料自給率40%で生き残れるのか 角川SSC新書 柴田明夫/著 角川SSコミュニケーションズ 2008.9
日販マーク内容紹介:食糧高騰が日本でも現実になり、生活を圧迫している。こうした状況にも関わらず、食料自給率が40%の日本。資源問題の第一人者である柴田明夫が、危機感の薄い日本人と日本政府へ警告を発する。
・データブック*食料 岩波ブックレット 西川潤/著 岩波書店 2008.8
日販マーク内容紹介:食料価格の高騰、食の安全意識の高まり、深刻化する飢餓…。世界の、日本の「食」をめぐる環境が大きく変わりつつある。その要因は何なのか。これからどうなっていくのか。最新のデータをもとに解説する。
・世界食料戦争 増補改訂版 天笠啓祐/著 緑風出版 2008.6
日販マーク内容紹介:世界中で食料価格が高騰している。その煽りを受けて、多くの国で主食が高騰、パニックがおき、各地でデモや暴動が起きている。本書は、旧版を大幅に増補改訂し、最近の情勢もふまえ、そのメカニズムをやさしく解説。
・食料植民地ニッポン 青沼陽一郎/著 小学館 2008.3
日販マーク内容紹介:タイの広島風お好み焼き工場、アメリカのBSE感染牛牧場、中国の農薬まみれ野菜畑…。日本は米中に「胃袋」 まで占領されてしまった。追跡5年。食料自給率39%の裏側を暴く、衝撃の食“ノンフィクション”。
・食糧争奪 日本の食が世界から取り残される日 柴田明夫/著 日本経済新聞出版社 2007.7
日販マーク内容紹介:限りある食糧に全世界が群がり始めた。「爆食」中国の脅威、エネルギー市場に吸い取られる穀物、激減する水資源…。食糧問題の第一人者がわが国を襲う争奪戦を克明に描き、果たすべき役割を示す。
(関連資料)
・チョコレートの真実 キャロル・オフ/著 英治出版 2007.9
内容紹介:カカオ農園で働く子どもたちは、チョコレートを知らない。児童労働、政府の腐敗、巨大企業の陰謀…。チョコレ
ートの魅惑的で危険な世界を、気鋭の女性ジャーナリストが徹底取材。胸に迫る衝撃のノンフィクション。
・わたし8歳、カカオ畑で働きつづけて。 児童労働者とよばれる2億1800万人の子どもたち 岩附由香/著 合同出版 2007.11
内容紹介:世界には100人に14人の児童労働者がいる。学校に行くことも、遊ぶこともできない、奴隷のように働かされ
る世界の子どもたち。本書では、今、世界の各地で行われている、児童労働対策への取り組みについて紹介。
・コーヒー、カカオ、コメ、綿花、コショウの暗黒物語 生産者を死に追いやるグローバル経済 ジャン=ピエール・ボリス/著 作品社 2005.11
・コーヒーが廻り世界史が廻る 近代市民社会の黒い血液 中公新書 臼井隆一郎/著 中央公論社 1992.10
・コーヒーの真実 世界中を虜にした嗜好品の歴史と現在 アントニー・ワイルド/著 白揚社 2007.5
・コーヒー学のすすめ 豆の栽培からカップ一杯まで ニーナ・ラティンジャー/著 世界思想社 2008.8
日販マーク内容紹介:コーヒーの歴史、生産・流通・消費のプロセスからスペシャルティ・コーヒー、サステナブル・コーヒー、フェア・トレードにいたるまで、コーヒーをめぐる世界の力学を解き明かす、コーヒー学の決定版。
※未所蔵だが次のような本も出版されている。
・コーヒー危機 / オックスファム・インターナショナル[他]. -- 筑波書房, 2003.10
(関連事例)
・バイオエタノールについて知りたい。 (近畿大学中央図書館)
https://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000032401・サトウキビからアルコールを作り、それで車を走らせるというブラジルの政策について調べたい。 (日進市立図書館)
https://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000029610・ブックリスト 「食の問題」(平成20年11月作成) (当館)
https://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.manual?id=2000004599(関連記事)
・世界食料需給見通し:穀物、10年で3割高 新興国の需要急増--農水省予測 毎日新聞 2011/2/18
http://mainichi.jp/life/food/news/20110218dde007020026000c.html