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特別コレクション探訪(13)
「戦前土木名著100書」(公益社団法人土木学会附属土木図書館)

(参加館通信 平成28年9月9日配信)

 第13回は、公益社団法人土木学会附属土木図書館様から「戦前土木名著100書」をご紹介いただきました。



 当館は土木工学分野の専門図書館であり、設置母体である公益社団法人土木学会は100余年の歴史を積み重ねてきた国内有数の工学系学術団体です。その長期にわたる学会活動の蓄積を土台として、当館では今日では稀少となった資料を多数所蔵しております。今回はその中から「戦前土木名著100書」コレクションをご紹介いたします。

 「戦前土木名著100書」は、明治初期から終戦時(昭和20年)までに刊行された土木関係書籍の内、図書館・土木教育機関で必備書と考えられる100点を厳選、選定したものです。当コレクションの選定は、1978年から1979年にかけて、土木学会名誉会員であった飯吉精一氏が主に担当しました。コレクション構成は、1.土木関係専門書(77点)、2.土木関係一般書(22点)、3.土木関係シリーズもの(1点20冊)となっております。収録書目の詳細につきましては、当館ホームページに掲載しておりますのでご覧ください。( http://library.jsce.or.jp/Image_DB/s_book/jsce100/s100list.html
また、当コレクションは全点デジタル化済みで、現在は土木図書館デジタルアーカイブス内で一般公開され、どなたでも内容を閲覧できます。

 レファレンスにつきましては、当コレクションが活用できた例として次のような事例がありました。
◇明治通りに架かる千登世橋の竣工図面や写真を含む図書を閲覧したいのですがありますか。
[ http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000193978 ]

 コレクション利用の現状としては、既にデジタル化済みのため原資料を請求される利用者は少なくなってはおりますが、他の閉架資料と同様にカウンターで請求して頂ければどなたでも原資料を閲覧することができます。(ただし、土木学会会員でない方は入館料が400円/1日かかります。)

 文学には時代を超えて読み継がれる古典が多数ありますが、土木分野の世界で「戦前土木名著100書」はそれに近い存在であると思います。我が国の土木工学の発展を支えた100の戦前名著たちが、今現在も“現役”で利用者の来訪を待っておりますので、デジタル化資料・原資料問わず、ぜひ沢山の方に広く利用していただきたいと考えております。



 ご寄稿ありがとうございました。専門図書館ならではの強みが光るコレクションですね。全点デジタル化済みで一般公開されているということで、利用もしていただきやすいのではないかと思います。

【※本記事の内容は、原則として参加館通信配信時点(平成28年)のものです】

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