レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006/04/26
- 登録日時
- 2006/07/28 02:11
- 更新日時
- 2007/11/09 13:27
- 管理番号
- 埼久-2006-005
- 質問
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解決
阪神・淡路大震災の被害総額について、公・民問わずいろいろな機関が算出した額を比較したいので、できるだけ多くの事例を教えてほしい。
- 回答
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以下の資料等に各機関算出の被害額が掲載されている。
①「阪神・淡路大震災からの経済復興と復興財政」永松伸吾著(2004.4)
*著者のウェブサイト(http://www.dri.ne.jp/nagamatsu/ 最終確認日 2006/04/20)に全文掲載ファイルあり。p1「2.経済被害に関する研究」より。
直接被害額:国土庁、兵庫県、(財)関西産業活性化センター、さくら総合研究所、三菱総合研究所、豊田・河内「阪神・淡路大震災による産業被害の推定」(「国民経済雑誌176-2」1997)
間接被害額:さくら総合研究所関西調査部、豊田・河内(前出)
②『阪神・淡路大震災誌』p274-275 さくら銀行(資本ストック全体の被害)、経済企画庁(経済白書1995年による)
③『産業復興10年のあゆみ』p10 産業復興会議による被害額の推計(平成7年6月)ストックの被害額、フローの被害額。同じく、さくら総合研究所による被害額の推計(平成7年3月)あり。資本ストックの損壊額(生産活動に直接影響)、それにともなう直接的算出減少額、波及効果を含む算出減少額(兵庫県下の生産活動に及ぼす影響)。
④新聞記事
毎日新聞 「平成7年1月20日(11面)」長銀総研・東海総研・野村総研・日銀
「平成7年2月3日(9面)」経団連・兵庫県・第一勧銀総研・住友信託・東海総研・野村総研
⑤『わが国の災害誌 4』p305 兵庫県算出数値の内訳を掲載。*この数値は、現在も変わらず(兵庫県「阪神・淡路大震災の復旧・復興の状況について」(http://web.pref.hyogo.jp/hukkou/jyoukyou/index.htm 最終確認日 2006/04/20)。
⑥「大規模な人命の損失に伴う間接被害の定量的評価」河田恵昭・柄谷友香(http://www.drs.dpri.kyoto-u.ac.jp/usjapan/cd-/YoshiakiKawata.pdf 最終確認日 2006/04/20)
阪神・淡路大震災が初年度にもたらした人的被害による社会的価値の損失を算出(兵庫県・全国)。
- 回答プロセス
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阪神・淡路大震災関連の所蔵資料およびインターネット情報にあたった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会福祉 (369 9版)
- 地球科学.地学 (450 9版)
- 経営管理 (336 9版)
- 参考資料
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- 『阪神・淡路大震災誌』
- 『産業復興10年のあゆみ』
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『わが国の災害誌 4』
- キーワード
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- 阪神・淡路大震災
- 自然災害誌
- 会計数学
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000029751