レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/10/16
- 登録日時
- 2019/09/21 00:30
- 更新日時
- 2019/09/21 00:30
- 管理番号
- DR20181000050
- 質問
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解決
下総台地に広く分布している成田層と呼ばれる地層について「成田」という名称が使われた理由を知りたい。
- 回答
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『千葉県新誌』p.34-p.36の「成田層と成田層群」の中のp.35の注2に解説がある。「成田層は、元来常総湖沼地方特に成田地方にみごとに発達する含化石砂層に対して、矢部博士が名づけられて一般的になったものである」と書かれている。ここに名前があげられている矢部博士は、『20世紀日本人名大事典[2]』p.2606に項目がある、「矢部長克(やべひさかつ)」氏=東北帝国大学名誉教授、大正・昭和期の地質学者、古生物学者だと思われる。
- 回答プロセス
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千葉県の地質に関する多くの本に、成田地層についての解説が載っているが、命名の由来については書かれていなかった。最終的に1冊にのみ、記述があった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 9版)
- 参考資料
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- 『千葉県新誌』 尾崎乕四郎/著 日本書院 1952 291.35
- 『20世紀日本人名事典,[2]』 日外アソシエーツ 2004.7 281.033 , ISBN 4-8169-1853-1
- キーワード
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- 成田層
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 地域(成田)
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000261652