レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20170314
- 登録日時
- 2019/04/12 00:30
- 更新日時
- 2019/04/17 00:30
- 管理番号
- 徳参20170301
- 質問
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解決
「書生節」についての資料はないか。日本の音楽の元となったと言われている。辞典ではなく、どんなものがあったか知りたい。
- 回答
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A.『邦楽百科辞典』音楽之友社 1984.11
p.535 しょせいぶし 書生節
「明治初期の流行唄。(中略)明治七(一八七四)年ごろに歌われたもので、壮士演歌の始まる少し前である。
書生書生と軽蔑するな、末は太政官のお役人というのが元の歌。」
B.『近代はやり唄集』倉田喜弘/編 岩波書店 2016.9
p.126-167 「書生の唄」に「己が罪の唄」等17の歌詞あり。
C.『流行歌でつづる日本現代史』高橋[しん]一/著 新日本出版社 1969
p.24-25 「書生書生と軽蔑するな今の太政官はみな書生 この『書生節』は一八七〇(明治三)年ごろから
流行しました。」
「書生節」という題の歌の解説と歌詞あり。
D.『うたでつづる明治の時代世相 上』大久保慈泉/著 国書刊行会 1997.7
p.186-187「書生節」という題でCと同じ歌詞。解説あり。
- 回答プロセス
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Aより明治の流行歌とわかったので、「流行歌」、「明治」のキーワードで所蔵検索する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 声楽 (767 8版)
- 参考資料
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- 邦楽百科辞典 (768アサp.535音楽之友社 1984.11)
- 近代はやり唄集 (91クラp.126-167倉田喜弘/編 岩波書店 2016.9)
- 流行歌でつづる日本現代史 (767.8タカ2p.24-25高橋[しん]一/著 新日本出版社 1969)
- うたでつづる明治の時代世相 上 (210.6オオp.186-187大久保慈泉/著 国書刊行会 1997.7)
- キーワード
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- 書生節 流行歌
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000254774