文科省は、教育委員会・学校における情報セキュリティ対策について助言等を行うことを目的として、「教育情報セキュリティ対策推進チーム」を設置し、平成28年9月26日に教育情報セキュリティ対策推進会議(第1回)を開催しました。以下のURLに参考資料が挙げられております。このうち特に【資料4】教育情報セキュリティの現状 (
PDF:2221KB) では、過去に教育現場で発生したセキュリティインシデントの事例、セキュリティポリシーの策定状況、三鷹市教育委員会の取組み事例について紹介されております。また、【資料2】教育情報セキュリティポリシーガイドライン主な論点 (
PDF:2327KB) では、セキュリティ対策の論点が詳しくまとめられております。
文科省URL
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1377636.htm 【最終アクセス2018/7/17】
上記資料で言及されている佐賀県の不正アクセス事件については、新聞でも報道されております。朝日新聞では例えば以下の記事があります。これらは本学契約データベース「聞蔵Ⅱビジュアル」からPDFで取得可能です。
朝日新聞 2016/6/27 夕刊1ページ
「6高校の成績情報流出 不正接続容疑、佐賀の17歳再逮捕 【西部】」
朝日新聞 2016/6/29 朝刊31ページ
「教育情報システム、対策の後にも不正接続被害 佐賀県教委 【西部】」
朝日新聞 2016/7/8 朝刊35ページ
「不正アクセス、緩い対策 管理者ID、生徒も入手可能状態 佐賀・県立校 【西部】」
なお、佐賀県教育委員会では不正アクセス事件を受けて、調査結果や今後のセキュリティ強化対策を「提言書」にまとめております。以下のURLの最下部に「提言書」PDFが公開されておりますので、こちらも参考になると思われます。
佐賀県教育委員会URL
http://www.pref.saga.lg.jp/kyouiku/kiji00351508/index.html 【最終アクセス2018/7/17】
その他参考として、ハッカーには悪いイメージがつきまといますが、例えば以下の記事では、中高生がハッキング技術を競う事例が紹介されており、従来のイメージを払拭し、むしろ高度な知識を情報セキュリティ対策に活かすという方向性が示されております。こちらも本学契約データベース「ヨミダス」よりPDFで取得可能です。
読売新聞 2013/2/22 夕刊19ページ
「中高生ハッカー腕試し 学生全国大会 実戦で競う V候補「楽しみ」」