レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/7/6
- 登録日時
- 2016/07/06 13:20
- 更新日時
- 2018/04/23 11:31
- 管理番号
- 18663
- 質問
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小豆島(土庄町)にある「エンジェルロード」の名前の由来についてかかれた本は?
- 回答
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「エンジェルロード」の名前の由来が掲載された資料は見当たらなかった。
- 回答プロセス
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・天使の散歩道が現れる時間表 天使と出逢ったあの道。「エンジェルロード」 2010/1~12 土庄町商工観光課,小豆島とのしょう観光協会/〔編〕土庄町商工観光課 〔2010〕(K2934/ T3/ 3)
※由来はなし。
・土庄町誌 続編 土庄町誌続編編集委員会/編 土庄町 2008.3(K2342/T1/1-2)
※「第三節 観光資源」のp.247に「天使の散歩道(エンジェルロード)」あり。簡単な解説あり。由来はなし。
・四国観光検定公式テキストブック ジェイティービー能力開発 2007.7(K2920/ S75/ 1-2)
※「エンジェルロード」の項あり。簡単な解説あり。由来はなし。
・土庄町誌 土庄町誌編集委員会/編 土庄町 1971.12(K2342 T1)
※p.915「名勝 余島」の解説あり。まだエンジェルロードとは呼ばれていない。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291)
- 四国地方 (218)
- 参考資料
- キーワード
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- 「天使の散歩道(エンジェルロード)」
- 土庄町
- 小豆島
- 観光資源
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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小豆島国際ホテルのホームページ
に次の情報あり。
エンジェルロードの由来
http://www.shodoshisyouma-kh.jp/angel/(最終確認:2016/7/6)
「小豆島にキリスト教を伝えたのは、大阪城築城の石を切り出すため派遣されたキリシタン大名小西行長であった。彼はこの島を日本のキリスト教の本拠地にすべく宣教師グレゴリオ・デ・セスペデスを送り込んで熱心に布教した。しかし、1587年、時の宰相豊臣秀吉は突如キリスト教禁止令を発し厳しく取り締まりを始めた。
隠れキリシタンであった島の娘タエは、逃れてきたキリシタン大名高山右近の側につかえていた。やがて、船で長崎に逃れる手はずを整えるため、セミナリオの神学生小平太がやってきた。若い二人は、深く愛し合うようになる。
(中略)
天使は竪琴を弾きながら海の上をゆっくり動きだし、タエは吸い込まれるように海に向かって歩き始めた。
と、不思議なことに、タエが踏み出した足元は次々に海の中から白い砂の道が現れ、1本の糸のように島に向かって伸びて行った。タエはとうとう3つの島を渡りきり、対岸で待っていた小平太の胸の中に飛び込んだ。
この様子を見ていた村人たちはそれ以後、愛の力で海にできるこの道を「天使の道=エンジェルロード」と呼ぶようになった・・・とさ・・・。」
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土 言葉 地名
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000194409