レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/07/10
- 登録日時
- 2015/12/05 00:30
- 更新日時
- 2015/12/05 00:30
- 管理番号
- 6001010380
- 質問
-
解決
(地域・家庭)文庫での、本の並べ方について知ることのできる資料を探しています。
現在のところ、学校図書館での図書の並べ方についての資料は数点あるようですが、地域・家庭文庫については
報告書のような資料しか見つかりません。
- 回答
-
文庫での本の並べ方について記載がある資料は、見つかりませんでした。
次の資料に参考となりそうな箇所がありましたので、ご紹介させていただきます。
●『廃校が図書館になった!:「橋本五郎文庫」奮戦記』(北羽新報社編集局報道部/編 藤原書店 2012.11)
「橋本五郎文庫」ができるまでの経緯などが書かれています。
第二章(p79-137)が「仕分けボランティア奮闘記」となっており、p93に、資料の分類に関して、「実際に分類していくには「日本十進分類法」に基づく」とあります。
p244-245に1階と2階の見取り図が載っており、ジャンルごとに分けられた書架を確認できます。(「レイアウトは随時修正されている」とあります。)なお、p78-79には、見開きでの写真(1階と思われます)が載っています。
●『子ども図書館をつくる(図書館の現場 4)』(杉岡和弘/著 勁草書房 2005.8)
「8 分類記号」(p119-128)で、分類についての記載があります。
子どもの図書館の場合の「NDC小・中学校適用表」についての記述や、「絵本と物語・どんな順に並べるべきか」という項目があります。また、新しい分類を作る時の分類規定についても述べられています。
●『誰にでもできる子ども文庫活動:文庫活動の手引き』(京都市社会福祉協議会 1977.5)
※個人禁の資料です。貴館までの貸出は可能です。
古い資料ですが、p16-24に「文庫運営のしかた」についての記載があります。
p19「(5)分類・配本」では、文庫の場合は簡略にジャンルで分け色ラベルをはる、または、年令やグレード別に色ラベルをはるぐらいでいいのでは、といった内容が書かれています。
[事例作成日:2015年7月10日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 各種の図書館 (016 8版)
- 参考資料
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- 廃校が図書館になった! 北羽新報社編集局報道部∥編 藤原書店 2012.11 (78-137,244-245)
- 子ども図書館をつくる 杉岡/和弘∥著 勁草書房 2005.8 (119-128)
- 誰にでもできる子ども文庫活動 京都市社会福祉協議会 1977.5 (16-24)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000185141