市内OPACで“セイコー”をキーワードに検索し、次の資料を見つけ利用者に提供した。
①『セイコーエプソン物語』伊藤岩廣/著 郷土出版社 2005 (自館請求記号:535.2)
検索エンジンGoogle(
https://www.google.co.jp/ 2014/02/22 最終確認)でキーワード“セイコー 社史 本”で検索し、次の資料を見つけた。
②『社史で見る日本経済史 第45巻 精工舎史話』平野光雄/著 ゆまに書房 2010(横浜市立図書館請求記号:335.48)
②資料を神奈川県内公共図書館横断検索システム(
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/opac/CrossServlet 2014/02/22 最終確認)で検索し、県内での所蔵を確認する。
内容を確認したところ、創業時から昭和20年代が中心であり該当内容は僅かであった。
神奈川県内公共図書館横断検索システムでキーワード“精工舎”で検索し、次の資料を見つけた。
③『精工舎史話』平野光雄/著 精工舎 1968(神奈川県立川崎図書館請求記号:県川S535.2S)
内容を確認したところ、②資料の元版であった。
検索エンジンGoogleでキーワード“セイコー 1960年代 歴史”で検索し、個人のブログではあるが「北海道 腕時計 倶楽部(
http://www.venus.dti.ne.jp/~osamu/HOME.html2014/02/22 最終確認)」の中の時計博物館にSEIKOの歴史に関する詳しい記述を見つける。
検索エンジンGoogle(
https://www.google.co.jp/ 2014/02/26 最終確認)でキーワード“セイコーホールディングス”で検索し、会社ホームページセイコーウオッチ(
http://www.seiko-watch.co.jp/ 2014/02/26 最終確認)を見つけた。
このページから「会社情報」、「セイコー腕時計の歴史」とリンクをたどっていくと、Flash形式でセイコーの歴史を紹介するページを閲覧することができる。1960年代の主だった出来事や、発売した時計の製品画像も掲載されている。
さらに閲覧したところ、ミュージアムの存在を見つけた。ミュージアム内の図書室に問い合わせをする。結果、社史としては『セイコー時計の戦後史』があり、ミュージアム内の図書室のみの所蔵で館内閲覧が可能であるとの回答をもらった。
神奈川県内公共図書館横断検索システム、国立国会図書館サーチ(
http://iss.ndl.go.jp/ 2014/02/26 最終確認)、東京都立図書館統合検索 (
http://ufinity51.jp.fujitsu.com/cass/usrshd.do?tenantId=metro&system=1331019062252&login=off 2014/02/26 最終確認)で『セイコー時計の戦後史』の所在確認の検索をしたが見つからなかった。
会社の創業者に関する資料のある棚をブラウジングした結果、次の資料が見つかった。
④『日本の創業者』 日外アソシエーツ 2010 (自館請求記号:R332/ビジネス)
巻末の企業名索引で、精工舎の創業者である「服部金太郎」で引くと、p188に「セイコーエプソン」、p189に「セイコーホールディングス」の項目があり、それぞれの創始者の略歴が記述されている。また、会社の歴史も多少記述されている。
⑤『日本の実業家』 日本工業俱楽部/編 日外アソシエーツ 2003 (自館請求記号:R332/ビジネス)
p228-229に「服部金太郎」及び「服部謙太郎」の項目があり、それぞれの人物に関する記述がある。しかし、社史として読むべき記述は少なかった。
⑥『日本会社100年史』 東洋経済新報社/編 日本図書センター 2011 (自館請求記号:R335/団体)
p618にl時計業界の動向・概歴に関する記述はあるが、セイコーに関する記述はなかった。p672に、「服部時計店」の項目があり、戦前・戦後復興・成長の一連の動向が記述されている。
オンラインデータベース ジャパンナレッジプラス(
http://www.jkn21.com/body/display/2014/02/26 最終確認)でキーワード“セイコー”で検索した結果、次の情報がヒットした。
セイコーホールディングス(株)
(前略)1959年、諏訪(すわ)精工舎(現セイコーエプソン)を設立して生産能力を増強するとともに販売体制を拡充、技術的にも64年東京オリンピック公式時計担当を機に世界的に認められ、昭和40年代には海外代理店に加えて各国に販売の現地法人を設立した。1970年、本社工場精工舎を株式会社精工舎として分離、69年末からクォーツを開発・発売して売上高の急増をみた。(後略)