レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年2月28日
- 登録日時
- 2014/03/21 15:29
- 更新日時
- 2014/07/10 15:22
- 管理番号
- 中央-1-00729
- 質問
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解決
1992年2月に開催されたアルベールビル五輪で、フィギュアスケート出場選手のクリスティ・ヤマグチが伊藤みどりの演技に対して、「オリンピックでトリプルアクセルに挑戦しないで、どこで挑戦するの?」と記者団に話したことがあったようだ。
この話についてや、当時の伊藤みどりの演技について書かれた資料を読みたい。
- 回答
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クリスティ・ヤマグチが記者団に話したということが書かれた資料は見つからず。
アルベールビル五輪では、伊藤みどりはオリジナルプログラムでトリプルアクセルをやめてトリプルルッツに変更したが失敗してしまい、フリーでは自らトリプルアクセルを2回跳ぶと決めて、2回目が成功して銀メダルになった。
このことが書かれた次の資料を提供した。
- 回答プロセス
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・伊藤みどりのスケートに関する市内所蔵本を確認。
『タイム・パッセージ 時間旅行』 伊藤 みどり/著 紀伊国屋書店 1993
p.145~156に、アルベールビル五輪のことが大まかに書かれている。
『銀盤のエンジェル 伊藤みどり物語』 藤崎 康夫/著 エフエー出版 1992
p.168~ アルベールビル五輪でのフリーの演技について記載あり。
『伊藤みどりトリプルアクセルの先へ』 野口 美惠/著 主婦の友社 2012
p.65~ アルベールビル五輪でのフリーの演技でトリプルアクセルを跳んだ時のことが書かれている。
クリスティ・ヤマグチに何か言われたということは書かれていない。
公式練習でトリプルアクセルが決まらなくなったので、オリジナルプログラムではトリプルルッツに変えると伊藤みどりが結論を出した。
しかしそのルッツも失敗してしまい4位となり、フリーでトリプルアクセルを跳びたいと思い、前半は失敗したが後半でも跳び、銀メダルを獲得した。
・マガジンプラスで雑誌記事検索。
「銀盤の女王は誰だ-アルベール五輪女子フィギュアに集う主役たちの素顔」『ニューズウィーク』7(6),1992.2.13,p.62~70
「氷上の妖精たちそれぞれのドラマ」『ニューズウィーク』7(9),1992.3.5,p.36~38
クリスティ・ヤマグチがトリプルサルコーをダブルに変更して成功したことが書かれている。
伊藤みどりに対する発言は書かれていない。
・@niftyでスポーツ紙の記事検索。
クリスティ・ヤマグチの発言に関する記事は見つからず。
- 事前調査事項
- NDC
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- 冬季競技 (784 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- クリスティ・ヤマグチ
- 伊藤みどり
- アルベールビル五輪
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000151036