レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年05月01日
- 登録日時
- 2012/07/21 19:46
- 更新日時
- 2012/07/21 19:46
- 管理番号
- 市川20120501-02
- 質問
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未解決
野田市の醤油が江戸時代に、1.江戸に出荷していた量と、2.出荷方法として江戸川 を利用していた記述が見たい。
- 回答
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1.江戸への出荷量については、
『日本産業史体系4 関東地方篇』(東京大学出版会 1970)「四. 醤油の出荷の項目」p108~109 に“野田の醤油は江戸ばかりでなく地方にも漸次出荷された。明治前の出荷先別数量が不明のため~”との記述あり。他の類書を探すも出荷量についての記述は見当たらず。
2.出荷方法については、
『キッコーマン株式会社八十年史』(キッコーマン 2000)「勝敗を分けた舟路の遠近」p39~40 に“野田の製品の江戸送りは、江戸川の下りを利用するだけですんだ~”との記述あり。また『利根川 人と技術文化』(雄山閣 1999)p60~には、“江戸川沿いに手船を所有する家が多かった。これらは特定の醤油醸造家から資金を借り、私有船を作り、その醤油醸造家の専属の船として運送した。~ 朝方野田の河岸で醤油を積んで江戸川を下ると~”との記述あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 内陸水運.運河交通 (684 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000109219