レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/06/02
- 登録日時
- 2012/07/20 02:01
- 更新日時
- 2012/12/19 17:15
- 管理番号
- 滋2011-1696
- 質問
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解決
浄土寺石造宝篋印塔(ほうきょういんとう)の概要を知りたい。
- 回答
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浄土寺は大津市上田上大鳥居町にあります。『大津の文化財』によりますと、概要は「大鳥居村内の元天台宗安楽寺(あんらくじ)にあったものが、同寺廃絶後浄土寺に移されたという。総高二二五cmで、相輪(そうりん)の最上部の宝珠(ほうじゅ)を後世のもので補っている他は全て揃っているが、風化が甚だしく受花部の彫刻など詳細は不明である。全体として形よく整っており、基礎の上に蓮弁を彫らないこと、笠の隅飾の茨が一つであることなどに特長が見られる。建立年代は確定できないが、様式上から鎌倉時代中期~末期と考えられる。なお、平成九年大戸川ダムの建設にともなう集落の移転によって、現在地に移された。」とあります。また同資料によりますと、大津市指定文化財(昭和50年1月4日指定)です。カラー写真あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 石彫 (714 8版)
- 参考資料
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- 1 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98 p.84
- 2 近江文化財全集 上巻 近江史跡会∥編集 近江史跡会 1974年 SB-7000-1 p.150
- キーワード
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- 浄土寺
- 大津市指定文化財
- 仏塔
- 石造品
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000108971