レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/08/12
- 登録日時
- 2011/06/01 02:07
- 更新日時
- 2023/12/24 00:30
- 管理番号
- M10101411057541
- 質問
-
掛軸の軸先の機能と、どんな種類のものがあるかを知りたい。
- 回答
-
『表装生活;思い出の書や写真を、自分で掛軸にしてみよう』では、「軸棒の左右の先端につけられ、軸を巻いたり掛けたりするさいの手がかりとなる部分で、かけたときに重みをもたせる役目」があるとする一方、「掛軸の表現の一部、装飾的な意味合い」を持つと説明している。軸先の用材には紫檀(したん)、黒檀(こくたん)、象牙(ぞうげ)や漆塗りのものが多く使われてきたが、現在では陶磁器、ガラス、金属など、さまざまな素材・形状の軸先が選ばれていると説明し、軸先のカラー写真を掲載している。『表装入門;はじめての掛け軸』や『表装の技法』、『表具;和の文化的遺伝子;表具の設計と表具地の用法』では、簡単な軸先のイラストとともに「遠州」や「利久」というような名称がそれぞれ書かれている。『くつろぎを知る大人の骨董生活入門』には、詳細な説明はないが、軸先の写真が掲載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 絵画材料.技法 (724 9版)
- 参考資料
-
- 石曽根和佳子指導,麻殖生素子監修『表装生活
- 思い出の書や写真を、自分で掛軸にしてみよう』淡交社,2010年,92p.参照はp.26.[ヒョウ]導会編,荒川達監修『表装入門
- はじめての掛け軸』オルク,2009年,94p.参照はp.21-22.湯山美治著『表装の技法』日貿出版社,2008年,241p.参照はp.36-37.岡本吉隆著『表具
- 和の文化的遺伝子
- 表具の設計と表具地の用法』三晃社,2007年,477p.参照はp.91.安河内真美著『くつろぎを知る大人の骨董生活入門』情報センター出版局,2007年,162p.参照はp.141.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2010101411011057541
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000086973